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FC東京退団のジャエル、Jリーグでの2年間に「怪我をしたけど、彼らの僕に対する扱いは…」

FC東京のサポーター 写真提供:Gettyimages

 明治安田生命J1リーグのFC東京やJ2リーグの松本山雅に在籍した過去を持つブラジル人FWジャエルが日本でのフットボールキャリアを振り返った。9日、ブラジルメディア『O POVO』が伝えている。

 ジャエルは2019年にブラジルのグレミオからFC東京へ完全移籍により加入。Jリーグ挑戦1年目ではFWディエゴ・オリヴェイラやFW永井謙佑からレギュラーの座を奪うことはできずJ1リーグ15試合の出場にとどまっていた。そして昨季は松本山雅へ1年レンタルにより加わるものの、J2リーグ14試合の出場で1ゴールに終わり、期限付き移籍期間満了に伴い松本山雅を退団。そして保有元のFC東京も同選手との契約期間を2022年1月まで残していたが、双方合意のもと契約解除を行うと、カンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)のセアラーSCへ加入している。

 同選手はブラジルメディアのインタビューにおいて「日本では多くの問題を抱えたよ。僕は1年目に怪我をしてしまったけど、彼らの僕に対する扱いは間違ったものだったね。決して日本サッカーや監督を非難するつもりはないよ。(クラブにフィットしなかったのは)僕にも責任があるからね。日本での2年間で多くのことを学んだよ」とコメントを残した。

 Jリーグでは負傷離脱もあり本来のパフォーマンスを発揮できなかったジャエルだが、本人が望んでいた母国復帰が実現したことにより、メンタル面も含めて万全の状態で公式戦に臨みたいところだ。