スウェーデン1部の強豪クラブであるIFKヨーテボリへ加入したスロバキア代表MFマレク・ハムシクはナポリへ復帰する可能性を除外していないようだ。9日、イタリアメディア『フットボールイタリア』が報じている。
ハムシクはスロバキア国内クラブからブレシアへ移籍した後、2007年夏にナポリへ加入。10シーズン以上にわたりナポリの中心選手としてピッチに立ち続けると、元アルゼンチン代表のディエゴ・マラドーナ氏と比較されるなど多くのファンから絶大な支持を得ていたが、出場機会減少に伴い2019年2月に中国スーパーリーグの大連一方へ移籍。
しかし、今年6月に開催予定のEURO2020へ万全の状態で臨むためにも2021年12月まで残していた大連一方との契約を解除。当初は母国復帰を視野に入れて移籍先を探していたが、今週に入ってIFKヨーテボリと今年8月までの契約期間で加入することが正式に決まっている。
その中、ハムシクはIFKヨーテボリ加入会見において将来的にナポリに復帰する可能性を質問されると「(ナポリ復帰が)あり得ないということはない。僕のキャリアのすべてを捧げてきたところだ。僕の心において特別な場所だし、第2の故郷だよ。だけど、(IFKヨーテボリに加入した)今はそのことを考えていない。」と語っている。
ナポリで公式戦通算520試合出場という偉業を打ち立てたハムシクだが、果たしてEURO2020終了後に再びイタリアへ舞台を移すことはあるのだろうか。
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