Jリーグ 北海道コンサドーレ札幌

北海道コンサドーレ札幌、タイ代表MFチャナティップは軽傷か!J1第3節・広島戦で試合前に負傷

チャナティップ・ソングラシン 写真提供:GettyImages

 明治安田生命J1リーグの北海道コンサドーレ札幌に所属するタイ代表MFチャナティップ・ソングラシンはJ1リーグ第3節・サンフレッチェ広島戦の試合前に負傷したものの、長期離脱にはならないようだ。11日、タイメディア『SIAMSPORT』が報じている。

 チャナティップは昨年11月に行われたJ1リーグ2020シーズンの第33節・FC東京戦で右ハムストリングを負傷すると一足早く治療のためタイに帰国。コンディション回復に努めると、出入国規制が敷かれている中隔離期間をへて1月下旬にチームへの再合流を果たしていた。その後、先月27日に行われたJ1リーグ開幕節・横浜FC戦で先発出場すると後半にゴールをあげており、6日に開催された第2節・名古屋グランパス戦ではフル出場していた。

 しかし、今週なかばに敵地で臨んだ第3節・サンフレッチェ広島戦では当初先発メンバーに名を連ねていたが、ウォームアップで負傷したことにより欠場を余儀なくされ、チームも1-2と敗れている。ただ、同選手について『SIAMSPORT』はMRI検査の結果、筋肉に損傷は確認されておらず負傷の程度は深刻なものではないと報道。17日に控える第5節・浦和レッズ戦でメンバー入りする可能性があると主張している。

 昨季途中での負傷離脱による悔しさをばねに今季に臨んでいるチャナティップだが、シーズン序盤に攻撃陣で違いを生みだす同選手を長期離脱で欠くという最悪の事態を避けられることに多くのファンが安堵するはずだ。