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柏レイソル、南米王者からブラジル人DF獲得で合意間近に!移籍金は1.7億円にも

柏レイソル 写真提供: Gettyimages

 明治安田生命J1リーグの柏レイソルは今季の南米王者であるパルメイラスからブラジル人DFエメルソン・サントスを獲得することで合意間近となっているようだ。26日、ブラジル紙『O Dia』が伝えている。

 現在25歳のエメルソン・サントスは2015年にボタフォゴFRの下部組織からトップチーム昇格を果たした後、2018年にパルメイラスへ加入。その後、インテルナシオナルSCへレンタルにより1年半在籍した後、昨年にパルメイラスへ復帰すたものの、2020シーズンは公式戦21試合の出場している。しかし、コパ・リベルタドーレス決勝・サントス戦やFIFAクラブワールドカップ2020での2試合では出番がなく、その後のリーグ戦ではベンチ外となると、シーズン終了間際にパルメイラス退団の可能性がささやかれていた。

 エメルソン・サントスはパルメイラスとの契約期間を2022年12月まで残しているが、柏レイソルは同選手の獲得にむけてパルメイラスとの交渉を今月26日に行った模様。また、柏レイソルは保有権の70%を獲得するために900万レアル(約1億7000万円)を支払うことで合意する見込みとなっているようだ。

 なお、柏レイソルはエメルソン・サントスと3年契約によりサインを交わすものとみられる。ケニア代表FWマイケル・オルンガの放出により7億円以上の移籍金を手に入れたと伝えられる中、柏レイソルはMFロドリゴ・アンジェロッティとMFドッジの獲得を決めているほか、ボタフォゴFRからFWペドロ・ラウルを獲得することで合意を取り付けるなど、国外から多くの新戦力を迎え入れる。