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ガンバ大阪、高宇洋がアルビレックス新潟へ完全移籍「プロとしての土台を作ることが出来た濃い2年間」

高宇洋 写真提供: Gettyimages

 明治安田生命J1リーグのガンバ大阪は4日午後、MF高宇洋が2020シーズンでレノファ山口への期限付き移籍期間が満了になったことに加えてアルビレックス新潟へ完全移籍することを公式発表している。

 高宇洋は川崎フロンターレの下部組織、市立船橋高等学校をへて2017年にガンバ大阪へ入団。プロ1年目はガンバ大阪U-23の一員としてJ3リーグで出場機会を得ると、2018シーズンは宮本恒靖監督から期待を寄せられJ1リーグ12試合に出場していた。しかし2019年はトップチームで出場機会を失ったことにより、シーズン途中から育成型期限付き移籍によりレノファ山口に在籍。2020シーズンはJ2リーグで41試合に出場していた。

 同選手はガンバ大阪退団について「この度、アルビレックス新潟に移籍することになりました。ガンバ大阪でプロサッカー選手のキャリアをスタートさせてもらい感謝しかありません。監督をはじめ、チームメイト、スタッフ、サポーターの皆さんと戦えたことに感謝しています。2年半という期間で嬉しいことも悔しいこともありましたが、自分のプロとしての土台を作ることが出来た濃い2年間だと思います。成長した姿をお見せできるようこれからも精進していきます。2年半ありがとうございました」と感謝の気持ちを伝えている。

 また、1年半過ごしたレノファ山口に対しては「約1年半と短い期間でしたが、温かく熱い応援をありがとうございました。J1昇格という目標は願わず申し訳ない気持ちでいっぱいです。ただ、自分自身、1年半山口でプレーしたことで大きく成長できたと実感しています。この1年半の経験をこれからのサッカー人生に繋げて行きたいと思います。本当にありがとうございました」とクラブ公式サイトを通じてコメントを残している。

 そして、新天地となるアルビレックス新潟に対して「2021シーズンから加入することになりました高宇洋です。新潟のJ1昇格に向けて全力を尽くして戦います!応援よろしくお願いします!」とメッセージを寄せている。