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サッカー選手年俸ランキング【2020/21シーズン・セリエA全20クラブ全選手】

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セリエAでは、10月5日に夏の移籍市場が幕を閉じ、伊メディア『ガゼッタ・デロ・スポルト』が全所属選手の2020/21シーズン年俸額を発表した。

ここで、同メディアに掲載のセリエA全20クラブ別の全選手年俸ランキングを紹介しよう。なお、日本円の換算は10月19日の相場に合わせたものである。


目次


アタランタ

アレハンドロ・ゴメス 写真提供: Gettyimages

アタランタの全選手年俸ランキング

1位:アレハンドロ・ゴメス
年俸:200万ユーロ(約2億4700万円)

アルゼンチン代表MFアレハンドロ・ゴメスは、2010年にカターニア(当時セリエA)に移籍し、約10年イタリアでプレーをしている。チャンスを多く作る攻撃的なMFであり、得点力も非常に高い。左のウイングやトップ下としてもプレーができる。

ビッグクラブに比べ予算に恵まれていないアタランタは、同選手のリーダーシップがなければ、2019/20チャンピオンズリーグ(CL)の決勝トーナメントまでには勝ち進むことができなかったかもしれない。

2位:ヨシップ・イリチッチ
年俸:180万ユーロ(約2億2200万円)

かつてパレルモやフィオレンティーナで活躍し、ゴメス同様に2010年にイタリアに移籍したスロベニア代表FWヨシップ・イリチッチも、アタランタに欠かせない存在となった。セカンドストライカーとして起用され、左足のフリーキックを得意としている。

2019/20シーズンは主役の1人となったイリチッチだが、7月に行われたセリエA第32節のユベントス戦を最後に一時チームを離れる。新型コロナウイルスに対する不安も関係した精神的な病が理由だったという。しかし、3ヶ月ぶりにクラブの全体練習に戻ることができており、再び活躍が期待できそうだ。

3位:ルイス・ムリエル
年俸:180万ユーロ(約2億2200万円)

ウディネーゼやサンプドリアなど、複数のセリエAクラブでプレーしてきたコロンビア代表FWルイス・ムリエルは、自身のキャリアで最も良い時期にいる。2019/20シーズン中は18得点を挙げ、同数のドゥバン・サパタと共にアタランタのベストストライカーとなった。

センターフォワード、セカンドストライカー、そしてウイングのポジションをカバーできる非常にフレキシブルな選手であり、ディフェンダーの背後に抜ける動きを得意としている。

4位以下

選手名 年俸ユーロ)年俸日本円)
4位:ドゥバン・サパタ180万2億2200万
5位:アレクセイ・ミランチュク150万1億8500万
6位:マッティア・カルダラ100万1億2300万
6位:マルテン・デ・ローン100万1億2300万
6位:ルスラン・マリノフスキー100万1億2300万
6位:マリオ・パシャリッチ100万1億2300万
6位:ラファエウ・トロイ100万1億2300万
11位:ベラト・ジムシティ80万9900万
11位:レモ・フロイラー80万9900万
11位:ピエルルイジ・ゴッリーニ80万9900万
11位:ロビン・ゴセンス80万9900万
11位:ハンス・ハテブール80万9900万
11位:サム・ランメルス80万9900万
11位:ホセ・ルイス・パロミノ80万9900万
11位:クリスティアーノ・ピッチーニ80万9900万
12位:マルコ・スポルティエッロ60万7400万
13位:ホアン・モヒカ50万6200万
14位:ファビオ・デパオリ35万4300万
15位:ボシュコ・シュタロ25万3100万
16位:フランチェスコ・ロッシ10万1200万
16位:マルコ・カルネセッキ10万1200万

ベネベント

カミル・グリク 写真提供: Gettyimages

ベネベントの全選手年俸ランキング

1位:カミル・グリク
年俸:250万ユーロ(約3億900万円)

2019/20シーズンセリエB1位で昇格したベネベントは、安定したシーズンを迎えるために夏の移籍市場で多くの動きを見せた。その1つが、かつてトリノの柱となり2016年から2020年にかけてはモナコでプレーしたポーランド代表DFカミル・グリクの獲得である。

クオリティの高いセンターバックであり、リーダーシップと適切なカバーリングで所属したチームに安定をもたらしてきたグリクは、空中戦もフィジカルも非常に強い。スピードはあまりないが、試合の読みで弱点をうまくカバーしている。間違いなくベネベントでも重要な存在となるだろう。

2位:イアゴ・ファルケ
年俸:170万ユーロ(約2億1000万円)

2016年からトリノの攻撃を支えていたスペイン人FWイアゴ・ファルケは、2020年1月にレンタルでジェノアへ移籍し、2020/21シーズンは似たような条件でベネベントでプレーすることとなった。

レアル・マドリード、バルセロナ、ユベントスなどのユースを経て、トッテナム、ジェノア、ローマなどでの所属経験を持つ左利きアタッカーである。今季は右ウイングとして使われるようだが、左ウイング、そしてセカンドストライカーも務める。

3位:ジャンルカ・ラパドゥーラ
年俸:160万ユーロ(約1億9700万円)

2015/16シーズンにセリエBペスカーラで30ゴールを挙げ、同リーグの得点王となったイタリア人FWジャンルカ・ラパドゥーラ。ミラン、ジェノア、レッチェでプレーしてから2020年9月にベネベントへの完全移籍を果たした。

フィジカルの強いセンターフォワードであり、強烈な左足のシュートの持ち主である。トラップの技術やボールコントロールもしっかりしており、チャンス作りの面でも大事な存在である。しかし何と言っても1番の武器は精神力だ。どの場面でもあきらめないハングリー精神が大きな力になると思われる。

4位以下

選手名年俸(ユーロ)年俸(日本円)
4位:ジャンルカ・カプラーリ90万1億1100万
4位:アルトゥール・ヨニツァ90万1億1100万
6位:ニコラス・ヴィオラ75万9300万
6位:クリスティアン・マッジョ70万8600万
6位:ペルパリム・ヘテマイ70万8600万
6位:マルコ・サウ70万8600万
6位:パスクアーレ・スキアッタレッラ70万8600万
11位:ブライアン・ダボ60万7400万
12位:ルカ・カルディローラ50万6200万
12位:ロベルト・インシーニェ50万6200万
14位:フェデリコ・バルバ45万5500万
15位:ダーム・ フロン35万4300万
15位:ガエターノ・レティツィア35万4300万
15位:ガブリエーレ・モンチーニ35万4300万
18位:アンドレス・テージョ30万3700万
19位:ロレンツォ・モンティポ27万3300万
20位:リカルド・インプロタ20万2500万
20位:アレッサンドロ・トゥーイア20万2500万
22位:アブダラー・バジ8万1000万
22位:ジュゼッペ・ディ・セリオ8万1000万
22位:ニコロ・マンフレディーニ8万1000万
25位:ピエル・グラツィアーノ・ゴーリ7万900万
25位:シリキ・サノゴ7万900万
27位:クリスティアン・パスティナ5万600万

ボローニャ

ニコラ・サンソーネ 写真提供: Gettyimages

ボローニャの全選手年俸ランキング

1位:ニコラ・サンソーネ
年俸:160万ユーロ(約1億9700万円)

バイエルン・ミュンヘンのユースで育った元イタリア代表FWニコラ・サンソーネ。2019年1月にビジャレアルからボローニャにレンタルで加入し、6月に同クラブに完全移籍を果たした。

ボローニャで最も年俸が高い選手であるにもかかわらず、今シーズンに入ってからは控えメンバーとして使われていることが多い。左ウイングがメインのポジションだが、センターフォワードとしてもプレーできる。

2位:ロベルト・ソリアーノ
年俸:160万ユーロ(約1億9700万円)

元イタリア代表MFロベルト・ソリアーノのキャリアは、1位のサンソーネと似ている。同選手もバイエルン・ミュンヘンに育てられ、サンソーネと同じタイミングで(2016年8月)ビジャレアルに加入。2018年8月にトリノにレンタル移籍し、半年ほど後の2019年1月にボローニャへレンタル期間を経ての完全移籍を果たした。

センターハーフ、トップ下、セカンドストライカー、複数の攻撃的なポジションをカバーでき、ゲームビジョンとレベルの高いドリブルの持ち主である。

3位:ガリー・メデル
年俸:150万ユーロ(約1億8500万円)

2019年8月にボローニャに加入した元インテルのチリ代表MFガリー・メデル。レベルの高い技術の持ち主ではないが、フィジカルを生かしたプレースタイルで一流のサッカー選手に上り詰めた。

スタミナもガッツもあるセンターハーフであり、失ったボールを必ず取り戻す。その特徴はミランとイタリア代表のレジェンドMFジェンナーロ・ガットゥーゾによく似ていると言われている。熱く、ファールも多いが苦しい場面でチームを支えるとても大事な存在である。

4位以下

選手名年俸(ユーロ)年俸(日本円)
4位:リッカルド・オルソリーニ110万1億3600万
4位:ロドリゴ・パラシオ110万1億3600万
4位:アンドレア・ポーリ110万1億3600万
7位:フェデリコ・サンタンデール100万1億2300万
8位:ロレンツォ・デ・シルベストリ90万1億1100万
8位:ウカシュ・スコルプスキ90万1億1100万
10位:ムサ・バロウ80万9900万
10位:ダニーロ・ラランジェイラ80万9900万
10位:ステファノ・デンスビル80万9900万
10位:ミッチェル・ダイクス80万9900万
10位:アンドレアス・スコフ・オルセン80万9900万
15位:イブラヒマ・エムバイェ75万9300万
16位:ニコラス・ドミンゲス70万8600万
17位:冨安健洋60万7400万
18位:イェルディ・スハウテン50万6200万
18位:マティアス・スヴァンベリ50万6200万
20位:アーロン・ヒッキー45万5500万
20位:ネウエン・パス45万5500万
22位:アンジェロ・ダ・コスタ35万4300万
23位:エマヌエル・ビニャート30万3700万
24位:アルトゥーロ・カラブレージ25万3100万
25位:アンドリ・バルドゥルソン15万1800万
25位:マイケル・キングスレー15万1800万

カリアリ

ディエゴ・ゴディン 写真提供: Gettyimages

カリアリの全選手年俸ランキング

1位:ディエゴ・ゴディン
年俸:300万ユーロ(約3億7000万円)

ウルグアイ代表のキャプテンを務めるDFディエゴ・ゴディン。スペインのビジャレアルとアトレティコ・マドリードでプレーして後、セリエAのインテルに渡り、2020年9月にカリアリと3年契約を結んだ。

187センチの身長を武器にしたセンターバックである。クロスボールに対するポジショニングも非常に上手く、際どい位置にいるライバルを絶対にフリーにさせない。インテルで過ごした2019/20シーズンにはレギュラー争いがあったが、カリアリでは間違いなくスタメンとして戦うことになるだろう。

2位:ナイタン・ナンデス
年俸:160万ユーロ(約1億9700万円)

2017年から2019年にかけてアルゼンチンのボカ・ジュニアーズでプレーし、2019年8月にカリアリに移籍を果たしたウルグアイ代表MFナイタン・ナンデス。トップ下としてプロデビューしたようだが、最も得意としているポジションはボランチだと言われている。

一方で、2020/21シーズンが開始してからカリアリではサイドハーフで起用されることが多い。ドリブルもクロスも高く評価されている。ペナルティエリア外からのロングシュートも大きな武器である。

3位:マルコ・ログ
年俸:150万ユーロ(約1億8500万円)

ディナモ・ザグレブ時代(2015-2016)に話題となったクロアチア代表MFマルコ・ログは、2016年にナポリに加入。2019年にはセビージャとカリアリにレンタル移籍した。

エウゼビオ・ディ・フランチェスコ監督にとって欠かせない存在となり、2020年夏に正式にカリアリの選手となる。ポジションはセンターハーフ。球際も強く、激しいボディコンタクトもできる。ログが加入後クラブの中盤は非常に強化した。

4位以下

選手名年俸(ユーロ)年俸(日本円)
4位:ジョバンニ・シメオネ150万1億8500万
5位:ジョアン・ペドロ140万1億7300万
5位:レオナルド・パボレッティ140万1億7300万
5位:ガストン・ペレイロ140万1億7300万
8位:ルカ・チェッピテッリ100万1億2300万
8位:アルベルト・チェッリ100万1億2300万
8位:アレッシオ・クラーニョ100万1億2300万
8位:ラグナル・クラバン100万1億2300万
8位:ラズバン・マリン100万1億2300万
8位:アダム・ウナス100万1億2300万
14位:バルテル・ビルサ60万7400万
14位:フィリプ・ブラダリッチ60万7400万
16位:パオロ・ファラゴ50万6200万
16位:ハラランボス・リコヤニス50万6200万
16位:ファビオ・ピサカーネ50万6200万
16位:リッカルド・ソッティル50万6200万
20位:クリスティアン・オリバ30万3700万
20位:アレッサンドロ・トリパルデッリ30万3700万
20位:グリエルモ・ビカリオ30万3700万
20位:セバスティアン・バルキエビチュ30万3700万
20位:ガブリエレ・ザッパ30万3700万
25位:シモーネ・アレスティ15万1800万
25位:ファブリツィオ・カリガラ15万1800万
25位:マテオ・トラモニ15万1800万
28位:シモーネ・ピンナ10万1200万

クロトーネ

リサンドロ・マガジャン 写真提供: Gettyimages

クロトーネの全選手年俸ランキング

1位:リサンドロ・マガジャン
年俸:75万ユーロ(約9300万円)

2019/20シーズンにセリエB2位で昇格したクロトーネは、守備を固めるためにアヤックスから一流のアルゼンチン人DFリサンドロ・マガジャンを選んだ。1シーズンの買取オプション付きのレンタル契約となっている。

フィジカルを武器にしたセンターバックであり、マンマークを得意としている。アルゼンチンでは「真のサムエル」と呼ばれるほど、元インテルのレジェンドであるワルテル・サムエルにプレースタイルが似ている。一番得意としている位置は3バックの中央だが、現時点でクロトーネは5バックを用いており、慣れるのは少し時間がかかるだろう。

2位:セバスティアーノ・ルペルト
年俸:70万ユーロ(約8600万円)

ナポリのユースで育った現在24歳のイタリア人DFセバスティアーノ・ルペルトは、未だにナポリに在籍する。プロ・ベルチェッリ、エンポリに続き、2020/21シーズンはクロトーネにレンタル移籍した。

デビュー当初は左サイドバックとしてプレーしていたようだが、現在はセンターバックとして活躍している。190センチの身長で空中戦を得意としているが、スピードもゲームビジョンも併せ持つ選手である。

3位:シメオン・ヌワンコ
年俸:60万ユーロ(約7400万円)

2016年にクロトーネに移籍を果たしたナイジェリア代表FWシメオン・ヌワンコは、同クラブがセリエBに降格した時もずっとチームを支えてきた。

2019/20シーズンは20得点を記録し、セリエBの得点王となった上、再びクロトーネをセリエAに連れ戻す。身長198センチのフィジカルを生かしたセンターフォワードである。空中戦はもちろん、俊敏性にも恵まれ、普通には届かない際どいボールにも届く。

4位以下

選手名年俸(ユーロ)年俸(日本円)
4位:アルカディウシュ・レツァ60万7400万
5位:ジャコポ・ペトリッチオーネ50万6200万
6位:アフマド・ベナリ46万5700万
7位:エマニュエル・リビエール45万5500万
8位:ルカ・チガリーニ42万5200万
8位:エドゥアルド・エンヒキ42万5200万
10位:ルカ・マッローネ40万4900万
10位:ミロシュ・ヴリッチ40万4900万
12位:アンドレア・リスポリ37万4600万
13位:コフィ・ジジ36万4400万
14位:ヴラディミル・ゴレミッチ35万4300万
15位:ペドロ・ペレイラ30万3700万
16位:ルカ・シリガルディ25万3100万
17位:ニッコロ・ザネラート22万2700万
18位:ジョバンニ・クロチャータ20万2500万
18位:サルバトーレ・モリーナ20万2500万
18位:ルイス・ロハス20万2500万
21位:ジュゼッペ・クオモ18万2200万
21位:トミスラフ・ゴメルト18万2200万
21位:マッティア・ムスタッキオ18万2200万
24位:アレックス・コルダズ15万1800万
24位:デニス・ドラグシュ15万1800万
24位:アントニオ・マツォッタ15万1800万
27位:マルコ・フェスタ11万1400万
27位:ジュニオール・メシアス11万1400万
29位:ジャンマルコ・クレスピ7万900万

フィオレンティーナ

フランク・リベリー 写真提供:Gettyimages

フィオレンティーナの全選手年俸ランキング

1位:フランク・リベリー
年俸:400万ユーロ(約4億9400万円)

2007年から2019年にかけてバイエルン・ミュンヘンでプレーし、サッカー界のレジェンドとなったフランス代表FWフランク・リベリー。2013/14シーズンにはトレブル(1シーズンで3つの主要大会優勝)を達成した上、UEFA欧州最優秀選手賞も手に入れた。

そのリベリーが2019年8月にフィオレンティーナに移籍を決めた時は、フィレンツェ、そしてイタリア全体が大騒ぎとなった。現在37歳の年齢にもかかわらず、ヴィオーラ(フィオレンティーナの愛称)で大活躍中。2トップの1人として起用されているが、ピッチ内では自由な動きで想像を超える素晴らしいプレーを見せている。

2位:ホセ・カジェホン
年俸:220万ユーロ(約2億7200万円)

2020/21シーズン中にフィオレンティーナで間違いなく目立つことになるのは、レアル・マドリードやナポリでの活躍を経て、10月に加入したスペイン代表FWホセ・カジェホンだろう。ポジションは右ウイング。同選手ほどの正確なアシストを出せる選手は数えられるほどしかいない。クラブの得点力は一気に上がるだろう。

リベリー、そしてカジェホン。今季フィオレンティーナはスロースタートしたがこの2人を中心に上位に立つと思われる。

3位:ソフィアン・アムラバト
年俸:150万ユーロ(約1億8500万円)

2019年8月にベルギーのクラブ・ブルッヘからベローナに移籍したソフィアン・アムラバトは、すぐにイタリアサッカーにフィットし、中盤に欠かせない存在となった。間も無くイタリアで話題となり、複数のクラブが目をつけ始めたていたところ、フィオレンティーナがどこよりも早く動き出し、2020年1月に獲得を実現させた。(シーズン終了まではベローナで戦い続けた)

パワー、競り合いの力、パス力、全てが揃っているバランスの良いセンターハーフである。ハングリー精神の持ち主でありファールがやや多いが、90分同じハイペースで戦う力強い味方だ。

4位以下

選手名年俸(ユーロ)年俸(日本円)
4位:ジャコモ・ボナべントゥーラ150万1億8500万
4位:パトリック・クトローネ150万1億8500万
6位:ガエターノ・カストロビッリ140万1億7300万
7位:アルフレッド・ダンカン130万1億6000万
7位:エリック・プルガル130万1億6000万
9位:クリスティアーノ・ビラーギ120万1億4800万
9位:マルティン・カセレス120万1億4800万
9位:クリスティアン・クアメ120万1億4800万
9位:ヘルマン・ペッセージャ120万1億4800万
13位:ボルハ・バレロ100万1億2300万
13位:ルーカス・マルティネス100万1億2300万
13位:リッカルド・サポナーラ100万1億2300万
16位:ポル・リロラ90万1億1100万
17位:バルトウォミェイ・ドロンゴフスキ80万9900万
17位:バランタン・エイセリック80万9900万
17位:ニコラ・ミレンコビッチ80万9900万
17位:ドゥシャン・ヴラホビッチ80万9900万
21位:イゴール70万8600万
22位:アントニオ・バッレーカ60万7400万
23位:ロレンツォ・ベヌーティ40万4900万
24位:ピエトロ・テラッチアーノ30万3700万
25位:トフォル・モンティエル10万1200万

ジェノア

ミラン・バデリ 写真提供: Gettyimages

ジェノアの全選手年俸ランキング

1位:ミラン・バデリ
年俸:140万ユーロ(約1億7300万円)

フィオレンティーナやラツィオなどでプレー経験を持つクロアチア代表MFミラン・バデリは、2020年9月にジェノアと3年契約を結んだ。

最もフィットするポジションはボランチだが、センターハーフとしてもプレーできる。パワーとスピードを持ち、正確なスルーパスを武器としている。ペナルティエリア外からのロングシュートも得意。攻守のバランスもよく、同じクロアチア代表で2018年にバロンドールを手に入れたレアル・マドリードのルカ・モドリッチに近いプレースタイルである。

2位:エルドル・ショムロドフ
年俸:130万ユーロ(約1億6000万円)

2020年10月にロシアのロストフから移籍したウズベキスタン代表FWエルドル・ショムロドフは、アスリートの家庭に生まれ、父も叔父もサッカー選手だったようだ。

右利きのセンタフォワードであるが、素晴らしいアシストでチームメイトをゴールまでに導くフレキシブルな選手だ。190センチの身長で空中戦も得意としている。働き者であり、ハーフナインまで下がったりプレスを積極的にかけたりなど、守備的にもチームを支える。

3位:ダビデ・ザッパコスタ
年俸:130万ユーロ(約1億6000万円)

チェルシー所属のイタリア代表DFダビデ・ザッパコスタは、2019/20シーズン中はローマにレンタル移籍をしていたが、身体的トラブルが続きシーズン開始から出場回数が少なかった。さらには昨年10月に十字じん帯断裂で長い間ピッチから離れることとなった。

怪我から完全に回復した2020年9月にジェノアにレンタル移籍し、実力を発揮する気満々だ。キャリアスタート時にはウイングとしてプレーしていたが、現在はサイドバックとで活躍している。スピードもあり、ドリブルもうまい。クロスの精度も非常に高い。

4位以下

選手名年俸(ユーロ)年俸(日本円)
4位:ドメニコ・クリシート120万1億4800万
4位:ステファノ・ストゥラーロ120万1億4800万
4位:クリスティアン・サパタ120万1億4800万
7位:ルカ・ペッレグリーニ80万9900万
7位:マッティア・ペリン80万9900万
7位:マルコ・ピアツァ80万9900万
10位:マッティア・バーニ70万8600万
10位:ダビデ・ビラスキ70万8600万
10位:ルーカス・レラガー70万8600万
10位:アンドレア・マジエッロ70万8600万
14位:フランチェスコ・カッサータ60万7400万
14位:パオロ・ギリオーネ60万7400万
14位:ビットーリオ・パリジーニ60万7400万
14位:イバン・ラドバノビッチ60万7400万
14位:ミハ・ザイツ60万7400万
19位:マッティア・デストロ55万6800万
20位:バロン・ベーラミ50万6200万
20位:エドアルド・ゴルダニガ50万6200万
20位:ゴラン・パンデフ50万6200万
23位:ペタル・ブルレク40万4900万
23位:レナート・チボラ40万4900万
23位:フェデリコ・マルケッティ40万4900万
26位:ルカシュ・ジマ20万2500万
27位:アルベルト・パレアーリ9万1100万

インテル

ロメル・ルカク 写真提供:Gettyimages

インテル全選手年俸ランキング

1位:ロメル・ルカク
年俸:750万ユーロ(約9億2600万円)

55得点でベルギー代表の歴代最高得点数記録を持つFWロメル・ルカク。2019年8月にインテルに移籍するとすぐにエースストライカーとなり、ヨーロッパリーグ2019/20シーズンのベストプレイヤーに選ばれた。

191センチの高身長で、強いフィジカルを持つセンターフォワードにもかかわらず、足元のテクニックもあり、スピードと瞬発力も持っている。プレースタイルはチェルシーのレジェンドとなったディディエ・ドログバに似ていると言われている。今シーズンも、2019/20シーズンのようなルカクとラウタロ・マルティネスの2トップのコンビプレーが期待できる。

2位:クリスティアン・エリクセン
年俸:750万ユーロ(約9億2600万円)

かつてのアヤックスとトッテナムのレジェンド、クリスティアン・エリクセンは、デンマーク代表歴代最強MFと言われている。2020年1月にインテルに移籍するも、アントニオ・コンテ監督のシステムにフィットしないという理由で、2019/20シーズンにはあまりスタメン起用されなかった。

この高額な年俸にも関わらず、今年もコンテ監督からメインに起用されることは少ないと思われる。同監督の考え方に疑問を持つサッカー関係者も多く、エリクセン自身もこの状況に不満を感じ始めたようだ。

攻撃的なMFであり、トップ下は最も実力を発揮できるポジションである。レベルの高い技術の持ち主、サッカービジョンも抜群。両足でのシュートやアシストの精度は非常に高く、素晴らしいチャンスメーカーである。

3位:アレクシス・サンチェス
年俸:700万ユーロ(約8億6400万円)

2019年8月にマンチェスター・ユナイテッドからインテルにレンタル移籍をしたチリ代表FWアレクシス・サンチェス。バルセロナやアーセナルなどでのプレー経験もあり、「El niño maravilla(ワンダーボーイの意)」とも呼ばれている。

サイドハーフ、ウイング、セカンドストライカー、センターフォワードなど多くのポジションをカバーでき、素晴らしいドリブルと正確なアシストを武器にしている。2019/20シーズンは22試合中に4ゴールを挙げ、2020年8月インテルへの完全移籍が決まった。2023年までの契約である。

4位以下

選手名年俸(ユーロ)年俸(日本円)
4位:アルトゥーロ・ビダル650万8億200万
5位:アクラフ・ハキミ500万6億1700万
5位:イバン・ペリシッチ500万6億1700万
7位:ラジャ・ナインゴラン450万5億5500万
8位:ステファン・デ・フライ380万4億6900万
9位:マルセロ・ブロゾビッチ350万4億3200万
10位:サミール・ハンダノビッチ320万3億9500万
11位:アレクサンダル・コラロヴ300万3億7000万
11位:ミラン・シュクリニアル300万3億7000万
11位:アシュリー・ヤング300万3億7000万
14位:ニコロ・バレッラ250万3億900万
14位:ラウタロ・マルティネス250万3億900万
14位:マティアス・ベシーノ250万3億900万
17位:ダニーロ・ダンブロージオ200万2億4700万
17位:マッテオ・ダルミアン200万2億4700万
17位:アンドレア・ピナモンティ200万2億4700万
17位:ステファノ・センシ200万2億4700万
21位:アンドレア・ラノッキア180万2億2200万
22位:アレッサンドロ・バストーニ150万1億8500万
22位:ロベルト・ガリアルディーニ150万1億8500万
24位:ヨヌーツ・ラドゥ100万1億2300万
25位:ダニエレ・パデッリ50万6200万

ユベントス

クリスティアーノ・ロナウド 写真提供: Gettyimages

ユベントス全選手年俸ランキング

1位:クリスティアーノ・ロナウド
年俸:3100万ユーロ(約38億2700万円)

チャンピオンズリーグで7度得点王となり、バロンドールを5度受賞するなど、世界一強いアタッカーと言われているポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド。2009年から10年ほどレアル・マドリードでプレーした後、2018年7月にユベントスに移籍をした。

イタリアに移籍してからはセリエAで2度優勝し、スーペルコッパ・イタリアーナ(セリエAの前シーズン優勝チームとコッパ・イタリアの優勝チームが戦う試合)も制している。イタリア初シーズン(2018/19)には年間MVPも受賞した。

不足しているものがない。ボールを運びながらもスピードが半端ではない。フィジカルも強い。両足でボールを操る技術もあり、シュートやパスの精度も抜群。最も得意としているポジションはウイングだが、どの攻撃的な役割もカバーできる選手である。

2位:マタイス・デ・リフト
年俸:800万ユーロ(約9億8800万円)

2018年に19歳という若い年齢でアヤックスのキャプテンを務めたオランダ代表DFマタイス・デ・リフトは、現在サッカー界で最も期待される守備選手と言ってもおかしくはない。2018/19シーズンに同クラブのリーダーとしてリーグ優勝を果たし、2019年7月にユベントスと5年の契約を結んだ。

フィジカル、ポジショニング、空中戦を武器としているセンターバック。両足の技術も高く、ゲームビジョンも持っているので守備ラインからゲームの指揮をとるプレーメイカーにもなれる。

3位:パウロ・ディバラ
年俸:730万ユーロ(約9億100万円)

2015年からユベントスの攻撃を支えているアルゼンチン代表FWパウロ・ディバラは、同クラブでリーグ優勝5度、コッパ・イタリア3度など多くのタイトルを獲得してきた。

1年ほど前からマンチェスター・ユナイテッドやトッテナムなど複数のクラブへの移籍が噂となっていたが、ユベントスに残ることを決意。スタメンの機会が少なくなったものの、チャンスがあればいつでもアピールできるように準備ができている。セカンドストライカー、トップ下、ウイング、複数のポジションでの経験がある。狭いスペースの中のドリブルを得意としている。単独でフィニッシュまで持ち込める他、アシストの場面も多い。

4位以下

選手名年俸(ユーロ)年俸(日本円)
4位:アドリアン・ラビオ700万8億6400万
4位:アーロン・ラムジー700万8億6400万
6位:レオナルド・ボヌッチ650万8億200万
6位:ヴォイチェフ・シュチェスニー650万8億200万
8位:アレックス・サンドロ600万7億4100万
9位:アルトゥール500万6億1700万
9位:フェデリコ・キエーザ500万6億1700万
9位:フアン・クアドラード500万6億1700万
9位:アルバロ・モラタ500万6億1700万
13位:フェデリコ・ベルナルデスキ400万4億9400万
13位:ダニーロ400万4億9400万
15位:ジョルジョ・キエッリーニ350万4億3200万
16位:ロドリゴ・ベンタンクール250万3億900万
16位:デヤン・クルゼフスキ250万3億900万
16位:ウェストン・マケニー250万3億900万
19位:メリフ・デミラル180万2億2200万
20位:ジャンルイジ・ブッフォン150万1億8500万
21位:カルロ・ピンソーリョ30万3700万
22位:ジャンルカ・フラボッタ10万1200万

ラツィオ

チーロ・インモービレ 写真提供: Gettyimages

ラツィオ全選手年俸ランキング

1位:チーロ・インモービレ
年俸:400万ユーロ(約4億9400万円)

ゴンサロ・イグアインのセリエA最多得点記録(2015/16シーズン36得点)に並んだイタリア代表FWチーロ・インモービレ。2019/20シーズンは3度目のセリエA得点王を獲得し、欧州最多得点者に渡されるゴールデンシューも受賞した。

どのポジションからでもシュートを打てるゴールセンスと得点力を持つセンターフォワード。シモーネ・インザーギ監督の元で最も力を発揮できている。ワンプレーで試合の流れをひっくり返せるほどのスーパープレイヤーが、なぜもっと大きな舞台に立っていないかを不思議に思う人が多いだろう。

2位:セルゲイ・ミリンコビッチ=サビッチ
年俸:320万ユーロ(約3億9500万円)

2015年7月にヘンクからラツィオに移籍し、同クラブの中盤に欠かせない存在となったセルビア代表MFセルゲイ・ミリンコビッチ=サビッチ。父は元サッカー選手、母は元バスケットボール選手のスポーツ一家に生まれた。

フィジカルの強いセンターハーフであり、空中戦を得意としている。守備的に大事な存在だが、相手チームのペナルティエリアに入り込むタイミングもうまく、正確なアシストも出せる選手。しっかりした性格、武器にしている冷静さから、イタリアでは「セルジェンテ(軍曹)」と呼ばれている。

3位:ホアキン・コレア
年俸:250万ユーロ(約3億900万円)

サンプドリアやセビージャでプレーしたアルゼンチン代表FWホアキン・コレアは、2018年8月にラツィオに移籍し、インモービレと前線でペアを組む大事な存在となった。

セカンドストライカーとして使われることが多いが、左ウイングやトップ下としてもプレーができる。攻撃の指揮を取れる選手であり、ゲームビジョンと切り替えの速さを武器にしている。アルゼンチンでは、過去にラツィオ、ユナイテッド、インテルなどでプレーしたレジェンドのフアン・セバスティアン・ベロンのプレーに例えられている。

4位以下

選手名年俸(ユーロ)年俸(日本円)
4位:ルイス・アルベルト250万3億900万
4位:フェリペ・アンデルソン250万3億900万
6位:ルーカス・レイバ230万2億8400万
7位:ベダト・ムリキ220万2億7200万
8位:フェリペ・カイセド200万2億4700万
8位:ペペ・レイナ200万2億4700万
10位:フランチェスコ・アチェルビ180万2億2200万
11位:マヌエル・ラッツァーリ150万1億8500万
12位:ダニロ・カタルディ140万1億7300万
12位:ゴンサロ・エスカランテ140万1億7300万
12位:ヴェスレイ・フート140万1億7300万
12位:シュテファン・ラドゥ140万1億7300万
16位:モハメド・ファレス120万1億4800万
16位:セナド・ルリッチ120万1億4800万
16位:マルコ・パローロ120万1億4800万
16位:トーマス・ストラコシャ120万1億4800万
20位:バストス100万1億2300万
20位:リザ・ドゥルミシ100万1億2300万
20位:パトリシオ・ガバロン100万1億2300万
20位:デニス・バヴロ100万1億2300万
24位:ダビデ・ディ・ジェンナーロ90万1億1100万
24位:アダム・マルシッチ90万1億1100万
26位:ルイス・フェリペ80万9900万
27位:ジャン=ダニエル・アクパ=アクプロ50万6200万
27位:アンドレ・アンデルソン50万6200万
27位:ニコロ・アルミニ50万6200万
27位:ソフィアン・キイネ50万6200万

ミラン

ズラタン・イブラヒモビッチ 写真提供:Gettyimages

ミラン全選手年俸ランキング

1位:ズラタン・イブラヒモビッチ
年俸:700万ユーロ(約8億6400万円)

2019年12月にミランへ2度目の移籍を果たした元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチ。アイデンティティに欠けていたミランは、彼が復帰してから全く別のチームに化けた。

イブラヒモビッチがミランにもたらしたのはサッカースキルだけではない。リーダーシップ、そしてハングリー精神もそうだ。それまでパフォーマンスに苦しんでいたアンテ・レビッチやラファエル・レオンなどは、イブラの加入後に力を発揮している。

ポジションはセンターフォワードだが、フィジカルだけのプレイヤーではない。足元の技術のレベルも高く、ゲームビジョンも持っている。また、195センチの高身長にしてアジリティと瞬発力ももち、体は非常に柔らかい。想像もつかないところから素晴らしいシュートを打ったり、正確なアシストを出したりする。

2位:ジャンルイジ・ドンナルンマ
年俸:600万ユーロ(約7億4100万円)

GKジャンルイジ・ドンナルンマは、16歳の時から話題となり、ユベントスのレジェンドGKジャンルイジ・ブッフォンに代わりイタリア代表のゴールも守る。

2015/16シーズンに15歳11カ月でトップチームデビュー、16歳で正式にミランとプロ契約を交わした。まだ未成年だったにもかかわらず、2016年1月からスタメンに。196センチの高身長にして機敏であり、高身長GKが苦手とする低くて強いシュートにも対応できる。PKを止める冷静さ、判断力、そして瞬発力がある。

3位:アンテ・レビッチ
年俸:350万ユーロ(約4億3200万円)

イブラヒモビッチがミランに復帰してから、突然に別人のようなプレーで欠かせない存在となったクロアチア代表FWアンテ・レビッチ。左ウィング、センターフォワードとしてプレーができ、スピードにもアグレッシブさにも長けている。ボールなしの動きも得意とし、イブラヒモビッチとのプレー時にこの特徴が最大に生かされる。

残念ながら、今シーズン第2節のクロトーネ戦で左ひじを痛め、検診の結果は脱臼だった。復帰の日程は公式に明らかにされていないが、11月の始まりと言われている。

4位以下

選手名年俸(ユーロ)年俸(日本円)
4位:アレッシオ・ロマニョーリ350万4億3200万
5位:ハカン・チャルハノール250万3億900万
6位:フランク・ケシエ220万2億7200万
7位:ダビデ・カラブリア200万2億4700万
7位:アンドレア・コンティ200万2億4700万
7位:マテオ・ムサッキオ200万2億4700万
7位:サンドロ・トナーリ200万2億4700万
11位:イスマエル・ベナセル150万1億8500万
11位:サム・カスティジェホ150万1億8500万
11位:テオ・エルナンデス150万1億8500万
14位:ラファエル・レオン140万1億7300万
15位:シモン・ケアー120万1億4800万
15位:チプリアン・タタルシャヌ120万1億4800万
17位:ラデ・クルニッチ110万1億3600万
18位:ディオゴ・ダロト100万1億2300万
18位:アントニオ・ドンナルンマ100万1億2300万
18位:レオ・ドゥアルチ100万1億2300万
18位:イェンス・ペッター・ハウゲ100万1億2300万
18位:アレクシス・サレマーカーズ100万1億2300万
23位:マッテオ・ガッビア60万7400万
23位:ピエール・カルル60万7400万
25位:ブラヒム・ディアス50万6200万
26位:ロレンツォ・コロンボ30万3700万
26位:ダニエル・マルディーニ30万3700万

ナポリ

カリドゥ・クリバリ 写真提供: Gettyimages

ナポリ全選手年俸ランキング

1位:カリドゥ・クリバリ
年俸:600万ユーロ(約7億4100万円)

2014年からナポリのゴールを守るセネガル代表DFカリドゥ・クリバリ。ここ2年は複数のクラブへの移籍の噂があったが、ナポリはどのクラブのオファーも断った。

マウリツィオ・サッリ監督時代に欠かせないスタメンとなり、6年ほどでどのクラブも欲しがる一流のセンターバックに化けた。右サイドバックやサイドハーフの役割などもカバーできる。ピッチ内での勝負強さはもちろんだが、人種差別やサッカー界を汚す多くの犯罪を訴えてピッチ外でも戦っている。

2位:ロレンツォ・インシーニェ
年俸:460万ユーロ(約5億6800万円)

ナポリ生まれナポリ育ちにして、2009年からナポリに在籍する(2009-2012年はカベージャ、フォッジャ、ペスカーナにレンタル)イタリア代表FWロレンツォ・インシーニェ。デビュー当時は左ウイングのポジションのみを得意としていたが、現在は、トップ下やセカンドストライカーのポジションもカバーできるようになった。

163センチの小柄な身長だが、スピード、または速攻ドリブルでライバルを圧倒する。フリーキック、ペナルティキックも得意とし、幅広いゲームビジョンで多くのゴールチャンスを作り上げる。

3位:イルビング・ロサノ
年俸:450万ユーロ(約5億5500万円)

パチューカで育ち、PSVアイントホーフェンでの大活躍を経て、2019年8月にナポリに移籍したメキシコ代表FWイルビング・ロサノ。当時3800万ユーロ(約45億円)の移籍金はメキシコ出身選手の最高金額となった。

子供の頃にチームメイトを驚かせることが大好きだったロサノは、ホラー映画「チャイルド・プレイ」に出てくる人形に因んで「チャッキー」と呼ばれる。当然ピッチの中でもライバルを驚かせている。両足でボールを操れる右ウイングでありつつ、左でも同レベルのパフォーマンスができる。すざましいフェイントの技術とスピードがあり、スペースを与えたら簡単に止められない。

4位以下

選手名年俸(ユーロ)年俸(日本円)
4位:ドリース・メルテンス450万5億5500万
4位:ビクター・オシムヘン450万5億5500万
6位:コスタス・マノラス400万4億9400万
7位:ピオトル・ジエリンスキ350万4億3200万
8位:ディエゴ・デンメ250万3億900万
8位:フェルナンド・ジョレンテ250万3億900万
8位:アルカディウシュ・ミリク250万3億900万
11位:ファウジ・グラム240万2億9600万
12位:ジョバンニ・ディ・ロレンツォ230万2億8400万
13位:マッテオ・ポリターノ220万2億7200万
14位:マリオ・ルイ210万2億5900万
15位:ティエムエ・バカヨコ200万2億4700万
15位:スタニスラフ・ロボツカ200万2億4700万
17位:アンドレア・ペターニャ180万2億2200万
17位:アミル・ラフマニ180万2億2200万
19位:エルセイド・ヒサイ160万1億9700万
20位:エリフ・エルマス150万1億8500万
20位:ファビアン・ルイス150万1億8500万
22位:ダビド・オスピナ140万1億7300万
23位:ニコラ・マクシモビッチ120万1億4800万
24位:アレックス・メレト100万1億2300万
25位:ケビン・マルキュイ80万9900万
26位:ニキータ・コンティーニ30万3700万

パルマ

ロベルト・イングレーゼ 写真提供: Gettyimages

パルマ全選手年俸ランキング

1位:ロベルト・イングレーゼ
年俸:140万ユーロ(約1億7300万円)

ペスカーラやカルピといったプロビンチャ(地方のスポーツクラブを指す言葉)のクラブでプレーしてきたイタリア人FWロベルト・イングレーゼ。名が知られ始めたのは2015年、キエーボ・ベローナに移籍してからだ。

2018年8月にパルマに移籍し、45試合中13得点を挙げた。ポストプレーが非常にうまく、チームメイトをフィニッシュまで導くのが得意なセンターフォワードである。チームのために必死に戦う性格で、守備面でも積極的に支えている。

2位:ジェルビーニョ
年俸:130万ユーロ(約1億6000万円)

アーセナルやローマといったトップクラブでのプレー経験を持つコートジボワール代表FWジェルビーニョは、2018年8月にパルマに移籍するとすぐに主役となった。

スピード溢れるドリブルが1番の武器である。サイドでスペースを与えられると止めるのは不可能に近い。また、止まった状態から加速するシーンは見ものだ。得意ポジションは左ウイングだが、右ウィングまたはセンターフォワードとしても活躍できる。

3位:エルナニ
年俸:120万ユーロ(約1億4800万円)

2019年7月にゼニト・サンクトペテルブルクから買取義務オプション付きでパルマにレンタル移籍をしたブラジル人FWエルナニ。

パルマでは主に右ウイング、または右サイドハーフとしてプレーしているが、最も得意としているポジションは守備的なセンターハーフである。得点力はそんなに高くはないが、ゲームビジョンもあり、フィジカルも強い。中盤にいると守備的にも攻撃的にも安心感が生まれる。

4位以下

選手名年俸(ユーロ)年俸(日本円)
4位:ヤン・カラモウ120万1億4800万
4位:ユライ・クツカ120万1億4800万
6位:アンドレアス・コルネリウス100万1億2300万
6位:ヤスミン・クルティッチ100万1億2300万
8位:アルベルト・グラッシ90万1億1100万
8位:ルイージ・セーペ90万1億1100万
10位:ウィラン・シプリェン70万8600万
11位:ブルーノ・アルベス60万7400万
11位:マキシム・ブージ60万7400万
13位:ヨルダン・オソリオ55万6800万
14位:フアン・ブルネッタ50万6200万
14位:ラウタロ・バレンティ50万6200万
16位:バンサン・ローリニ48万5900万
17位:リッカルド・ガリョーロ45万5500万
17位:バレンティン・ミハイラ45万5500万
17位:ジュゼッペ・ペッセッラ45万5500万
17位:マッティア・スプロカティ45万5500万
21位:ヤコポ・デジ42万5200万
22位:ジモン・ゾーム40万4900万
23位:マッテオ・スコッツァレッラ35万4300万
24位:ガストン・ブルグマン34万4200万
25位:シモーネ・イアコポーニ32万3900万
26位:ハンズ・ニコルッシ30万3700万
27位:シモーネ・コロンビ20万2500万
28位:アンドレア・アドランテ8万1000万

ローマ

エディン・ジェコ 写真提供: Gettyimages

ローマ全選手年俸ランキング

1位:エディン・ジェコ
年俸:750万ユーロ(約9億2600万円)

2015年8月にローマに移籍したボスニア・ヘルツェゴビナ代表FWエディン・ジェコ。ヴォルフスブルク時代の2009/10シーズン、ローマ時代の2016/17シーズンに各リーグの得点王となった上、欧州5大リーグのうち3つのリーグで(ブンデスリーガ、プレミアリーグ、セリエA)50得点を挙げた史上初の選手でもある。

生粋のセンターフォワードであり、193センチの身長、フィジカル、空中戦を武器にしている。足元の技術がうまく、難しい場面でのキープ力がチームを救う。両足で強烈なシュートを打つことができ、エリアの外からでもゴールを決めることができる。

2位:ハビエル・パストーレ
年俸:450万ユーロ(約5億5500万円)

2011年から2018年にかけてパリ・サンジェルマン(PSG)の中盤を支えた元アルゼンチン代表MFハビエル・パストーレは、イタリアの家庭に生まれており同国籍も持つ。

エレガントなプレースタイルのトップ下で、元ミランのレジェンドのカカ、または現在のレアル・マドリードの監督ジネディーヌ・ジダンに例えられている。どの攻撃的なポジションもカバーでき、1対1を得意としていることで単独でフィニッシュができる。スタミナもあり、90分間ずっとハイペースで戦うことができる。

3位:クリス・スモーリング
年俸:380万ユーロ(約4億6900万円)

ユナイテッドの選手として200試合以上に出場したイングランド代表DFクリス・スモーリングは、2019年の夏にローマに移籍し欠かせないスタメンとなった。

フィジカルもスピードもあるセンターバックで、必要に応じて右サイドバックとしてもプレーができる。ゾーンマークを得意とし、相手のポジショニングからライバルチームの戦術を読み取ることが得意だと言われている。

4位以下

選手名年俸(ユーロ)年俸(日本円)
4位:ヘンリク・ムヒタリアン350万4億3200万
5位:パウ・ロペス300万3億7000万
5位:ペドロ・ロドリゲス300万3億7000万
5位:レオナルド・スピナッツォーラ300万3億7000万
5位:ジョルダン・ベレトゥ300万3億7000万
9位:アマドゥ・ディアワラ250万3億900万
9位:フェデリコ・ファシオ250万3億900万
9位:ニコロ・ザニオーロ250万3億900万
12位:ボルハ・マジョラル230万2億8400万
12位:ロレンツォ・ペッレグリーニ230万2億8400万
14位:ファン・ジェズス220万2億7200万
14位:リック・カルスドルプ220万2億7200万
16位:ジャンルカ・マンチーニ200万2億4700万
16位:カルレス・ペレス200万2億4700万
18位:ブライアン・クリスタンテ180万2億2200万
18位:マラシュ・クンブラ180万2億2200万
18位:カルレス・ペレス180万2億2200万
21位:ロジェール・イバニェス150万1億8500万
21位:ダビデ・サントン150万1億8500万
23位:ゴンサロ・ビジャール120万1億4800万
24位:アントニオ・ミランテ100万1億2300万
25位:リッカルド・カラフィオーリ40万4900万
16位:ピエトロ・ボーア20万2500万

サンプドリア

アントニオ・カンドレーバ 写真提供: Gettyimages

サンプドリア全選手年俸ランキング

1位:アントニオ・カンドレーバ
年俸:130万ユーロ(約1億6000万円)

2012年から2020年にかけてラツィオとインテルを強くしたイタリア代表MFアントニオ・カンドレーバ。2020/21シーズンはインテルでスタメンとして多くの試合に出場してきたが、2020年9月にサンプドリアにレンタルで移籍した。

右サイドハーフや右ウイングとして使われることが多いが、トップ下、半ウイングとしてもプレーできる。フィジカル、スピード、スタミナを武器にし、素早いドリブルの持ち主。スペースを見つければどんどん前へボールを持ち込み、切り替えも早い。カウンターを狙う場面では非常に目立っている。

2位:ファビオ・クアリャレッラ
年俸:120万ユーロ(約1億4800万円)

ナポリやユベントスでプレーしてきた元イタリア代表FWファビオ・クアリャレッラは、2016年からサンプドリアに所属し、35歳を越えてから(現在37歳)エースらしいパフォーマンスを次々に見せている。2017/18シーズンは19得点を挙げ、当時の個人最多得点を達成。2018/19シーズンにはアタランタのサパタやユベントスのロナウドを超え、26ゴールで得点王となった。

センターフォワード、セカンドストライカーの両方のポジションをカバーできる。強烈なシュートを持ちペナルティエリアの外からもゴールをどんどん狙う。ここ数年はエリア内でのワンタッチゴールも多く挙げている。

3位:アルビン・エクダル
年俸:110万ユーロ(約1億3600万円)

2008年にユベントスに獲得されて以降、複数のセリエAクラブでプレーしてきたスウェーデン代表MFアルビン・エクダルは、スポーツ一家に生まれた。記者だった父は息子たちに複数のスポーツをさせ、現在弟のジャルマーもスウェーデンでプロサッカー選手として活躍している。

守備を安定させるディフェンシブなセンターハーフで、センターバックとしての経験もある。ゲームビジョンもあり、プレーメイカーとして攻撃的なポジションにもフィットすると思われる。スウェーデン代表としては50試合以上に出場し、EURO2016、2018FIFAワールドカップ時にもチームを支えた。

4位以下

選手名年俸(ユーロ)年俸(日本円)
4位:マノロ・ガッビアディーニ110万1億3600万
4位:ガストン・ラミレス110万1億3600万
4位:アドリエン・シウバ110万1億3600万
7位:ケイタ・バルデ100万1億2300万
7位:ロレンツォ・トネッリ100万1億2300万
7位:吉田麻也100万1億2300万
10位:オマー・コリー95万1億1700万
11位:エミル・アウデロ80万9900万
11位:ヤクブ・ヤンクト80万9900万
13位:バレリオ・ヴェッレ70万8600万
14位:バスコ・レジーニ50万6200万
14位:モーテン・トルスビー50万6200万
16位:バルトシュ・ベレシンスキ45万5500万
17位:アレックス・フェラーリ40万4900万
17位:アントニーノ・ラ・グミーナ40万4900万
19位:メーディ・レリス28万3500万
20位:トマーゾ・アウジェッロ25万3100万
21位:カルロ・レティツァ20万2500万
21位:カイケ・ロッチャ20万2500万
23位:クリストフェル・アスキルセン10万1200万
23位:ミッケル・ダムスゴー10万1200万
23位:ニコラ・ラバーリア10万1200万

サッスオーロ

ドメニコ・ベラルディ 写真提供: Gettyimages

サッスオーロ全選手年俸ランキング

1位:ドメニコ・ベラルディ
年俸:180万ユーロ(約2億2200万円)

サッスオーロのユースで育ち、同クラブの歴史で最も得点を挙げているイタリア代表FWドメニコ・ベラルディ。そのクオリティの高さにもかかわらず、ビッグクラブは彼に興味を示さない。

理由はおそらくベラルディの難しい性格だ。その弱点がなければ、きっともっと大きな舞台でプレーしていただろう。サッカースキルは抜群。ウイング、セカンドストライカー、センターフォワードのポジションを務めることができ、レベルの高いドリブルとゴールセンスの持ち主である。

2位:アンドレア・コンシーリ
年俸:100万ユーロ(約1億2300万円)

イタリア最高峰の育成と言われているアタランタのユースで育ち、2005年から2014年にかけて(2006年から約2年レンタル移籍)同クラブのゴールを守ったイタリア人GKアンドレア・コンシーリ。2014年にサッスオーロに移籍し、その適切な指示で守備ラインに安定感をもたらした。

武器は冷静さと判断力である。プロキャリアでは19回PKを止め、セリエA歴代トップ5に入る。2020年の夏に『ガゼッタ・デロ・スポルト』のインタビューに応じ、欧州トーナメント(CL、EL)に出場するクラブからオファーが届いた場合サッスオーロを離れるとコメントしたが、今シーズンも同クラブのメインキーパーとして活躍している。

3位:グレゴワール・デフレル
年俸:85万ユーロ(約1億500万円)

パルマのユースで育ち、プロとなってからはローマやサンプドリアなどずっとセリエAで戦ってきたフランス人FWグレゴワール・デフレルは、2019年8月にサッスオーロへ2度目の移籍を果たした。

スピードがあり、縦のスペースを狙うことを得意としている。イタリアのメディアからはペナルティエリアに入るタイミングも高く評価されている。イエローカードを貰いすぎるが、ガッツとハングリー精神でチームに勇気を与える存在。

ウイングとしてキャリアを始めたが、エウゼビオ・ディ・フランチェスコ監督時代(2012-2017)にセカンドストライカー、またはトップ下として起用されるようになった。

4位以下

選手名年俸(ユーロ)年俸(日本円)
4位:ペドロ・オビアング85万1億500万
5位:フランチェスコ・カプト80万9900万
5位:ヴラド・キリケシュ80万9900万
7位:フィリップ・ジュリチッチ70万8600万
7位:マヌエル・ロカテッリ70万8600万
7位:フランチェスコ・マニャネッリ70万8600万
7位:ホジェリオ70万8600万
7位:ジェレミ・トリアン70万8600万
12位:カーン・アイハン60万7400万
12位:ジェレミー・ボガ60万7400万
12位:メディ・ブラビア60万7400万
12位:ジャンマルコ・フェッラーリ60万7400万
12位:マキシム・ロペス60万7400万
12位:マルロン60万7400万
12位:フェデリコ・ペルーゾ60万7400万
19位:ジャンルカ・ペゴーロ50万6200万
19位:フェデリコ・リッチ50万6200万
19位:ハメド・トラオレ50万6200万
22位:ウカシュ・ハラスリン40万4900万
22位:イオルゴス・キリアコプロス40万4900万
22位:メルト・ミュルドゥル40万4900万
22位:フィリッポ・ロマーニャ40万4900万
26位:ニコラス・シアッパカッセ20万2500万
27位:ステファノ・トゥラーティ15万1800万
28位:ジャコモ・ラスパドーリ10万1200万

スペツィア

ジエゴ・ファリアス 写真提供: Sakhalinio by Wikipedia

スペツィア全選手年俸ランキング

1位:ジエゴ・ファリアス
年俸:100万ユーロ(約1億2300万円)

ブラジル人FWジエゴ・ファリアスは、2009年から現在まで複数のセリエのクラブに所属してきたが、最も輝いたのはカリアリ時代(2014-2019)だろう。本拠地サルデーニャ島では「イル・マーゴ(魔法使い)」と呼ばれ、左サイドからのカットイン&シュートがサポーターの記憶に一生残ると思われる。

全体的なキャリアを振り返ると、ゴール前のミスも多くあまり高く評価されていない。2020/21シーズン、その評価を覆すことはできるだろうか。

2位:イェルーン・ズート
年俸:100万ユーロ(約1億2300万円)

PSVアイントホーフェンのユースで育ち、2011年から2020年にかけて同クラブに所属した(2011-2013年RKCヴァールヴァイク、2020年1月ユトレヒトにレンタル)オランダ代表GKイェエルーン・ズートは、2020年9月にスペツィアへの移籍を果たした。

内転筋損傷で2020/21シーズン1節と2節でしかプレーできず、復帰するのは12月中旬だと言われている。PSVでのメインキーパー経験はスペツィアの財産になるだろう。しかしチームメイトへの思いが強すぎて、彼らを守るために熱くなる時もある。ご注意を…

3位:アルディアン・イスマイリ
年俸:60万(約7400万円)

2016年から2020年にかけてクロアチアのハイドゥク・スプリトでプレーし、トップリーグでは初シーズンを迎えるアルバニア代表DFアルディアン・イスマイリ。ポジションはセンターバックだが、右サイドバックとしてもプレーができる。マンマークを得意とし、ビルドアップもできるプレイヤーだと言われている。

イスマイリについての情報は少なく、未だにセリエAデビューをしていない。パスポートに関するトラブルでチームへの合流が遅れ、スペッツィアについてすぐには筋肉に問題が生じ、現在治療中のようだ。

4位以下

選手名年俸(ユーロ)年俸(日本円)
4位:ケビン・アグデロ40万4900万
4位:アンドレイ・ガラビノフ40万4900万
4位:ムバラ・エンゾラ40万4900万
4位:ヤコポ・サーラ40万4900万
4位:ダニエレ・ベルデ40万4900万
9位:ルシアン・アグメ35万4300万
9位:ナウエル・エステベス35万4300万
9位:レオ・セナ35万4300万
12位:エリオ・カプラドッシ30万3700万
12位:アレッサンドロ・デイオラ30万3700万
12位:クリスティアン・デッロルコ30万3700万
12位:リカルド・マルキッツァ30万3700万
12位:フェデリコ・マッティエッロ30万3700万
12位:ロベルト・ピコリ30万3700万
12位:トンマーゾ・ポベガ30万3700万
12位:ラファエウ30万3700万
20位:サルバ・フェレール25万3100万
20位:ルカ・モラ25万3100万
20位:クラウディオ・テルツィ25万3100万
23位:パオロ・バルトロメイ20万2500万
23位:ユリアン・シャボー20万2500万
23位:ジュリオ・マジョーレ20万2500万
23位:マッテオ・リッチ20万2500万
27位:ジェンナロ・アカンポラ15万1800万
27位:マルティン・エルリッチ15万1800万
27位:ジュゼッペ・マスティーヌ15万1800万
30位:シモーネ・バストーニ10万1200万
30位:エマニュエル・ジャーシー10万1200万

トリノ

アンドレア・ベロッティ 写真提供: Gettyimages

トリノ全選手年俸ランキング

1位:アンドレア・ベロッティ
年俸:200万ユーロ(約2億4700万円)

2015年からトリノの攻撃の中心となっているイタリア代表FWアンドレエア・ベロッティは、同クラブのエース、及びキャプテンである。「ガッロ(雄鶏)」と呼ばれ、この動物を真似たゴールパフォーマンスをする。

同クラブで最も結果を残したのは2016/17シーズン。35試合中に26得点を挙げ、得点王ランキング3位となった(2位はナポリのメルテンス28得点、得点王はローマのジェコ29得点)。空中戦を得意とするセンターフォワードであり、プレースタイルはユベントスのレジェンドFWジャンルカ・ビアッリに似ている。アクロバディックなプレーも多くオーバーヘッドキックは見ものだ。

2位:サルバトーレ・シリグ
年俸:200万ユーロ(約2億4700万円)

2010年にイタリア代表トップチームデビューし、同代表の控えメンバーとして多く選抜されている元PSGのGKサルバトーレ・シリグは、2017年からトリノのゴールを守っている。

冷静さを武器とし、クロスやコーナーからの高いボールも完璧にタイミングを図ってしっかりキャッチ。ディフェンスラインとのコミュニケーションも高く評価されている。イタリア国内では元インテルのワルテル・ゼンガ、または1968-1983年にイタリア代表のメインキーパーを務めたディノ・ゾフまでにも例えられている。

3位:アルマンド・イッツォ
年俸:170万ユーロ(約2億1000万円)

2014年から2018年にかけてジェノアで凄まじい成長をみせ、その後トリノの守備ラインの重要なメンバーとなったイタリア代表DFアルマンド・イッツォは、攻撃的なディフェンダーである。

3バック内のセンターバックが得意のポジションだが、ライバルのペナルティエリアにもよく顔を出している。勇気とガッツもあり、ルーズボールや空中戦などの競り合いにも非常に強い。2017年には八百長を黙認したとして1年6カ月の出場停止処分を受けたが、再びピッチに戻って活躍することができた。

4位以下

選手名年俸(ユーロ)年俸(日本円)
4位:シモーネ・ベルディ170万2億1000万
4位:シモーネ・ザザ170万2億1000万
6位:ニコラ・ヌクル150万1億8500万
6位:リカルド・ロドリゲス150万1億8500万
8位:ダニエレ・バゼッリ140万1億7300万
8位:カロル・リネティ140万1億7300万
8位:トマス・リンコン140万1億7300万
11位:ソアリオ・マイテ110万1億3600万
12位:クリスティアン・アンサルディ100万1億2300万
12位:フェデリコ・ボナッツォーリ100万1億2300万
14位:アメル・ゴヤク70万8600万
14位:サシャ・ルキッチ70万8600万
14位:ニコラ・ムッル70万8600万
14位:メルギム・ボイボダ70万8600万
18位:リャンコ60万7400万
19位:ブレーメル50万6200万
20位:シモーネ・エデラ40万4900万
20位:バンヤ・ミリンコビッチ40万4900万
22位:サミル・ウイカニ30万3700万
23位:ヤコポ・セグレ22万2700万
24位:アレッサンドロ・ボンジョルノ20万2500万
24位:ビンチェンツォ・ミッリコ20万2500万
24位:ウィルフリード・シンゴ20万2500万
27位:アントニオ・ロサーティ15万1800万
28位:エリック・フェリグラ8万1000万

ウディネーゼ

ロドリゴ・デ・パウル 写真提供: Gettyimages

ウディネーゼ全選手年俸ランキング

1位:ロドリゴ・デ・パウル
年俸:100万ユーロ(約1億2300万円)

ラシン・クラブとバレンシアでプレーし、2016年にウディネーゼに移籍したアルゼンチン代表MFロドリゴ・デ・パウル。同クラブの攻撃に重要な存在となった。

センターハーフ、またはトップ下で使われていることが多いが、ルイジ・デルネーリ時代(2016-2017)は左、または右ウイングとしてもプレーしたことがある。得意としているのはドリブルと強烈なミドルシュートだ。守備的にはインターセプトのタイミングもよく、カウンターチャンスをたくさん作る。

2位:ジェラール・デウロフェウ
年俸:100万ユーロ(約1億2300万円)

バルセロナ、エバートン、ミランなど、複数のビッグクラブでプレーしてきたスペイン代表FWジェラール・デウロフェウは、2018年にワトフォードに移籍し、2020年10月ウディネーゼにレンタル移籍することとなった。

左ウイングとして活躍し、たまには右サイドで起用される。スピードがあってサイドでの1対1の勝負を得意とし、それによって生まれるゴールチャンスは多い。また、味方のおとりになることもデウロフェウの特徴。走り回って相手ディフェンスの注目を集め、チームメイトにスペースが生まれる。

3位:ロベルト・ペレイラ
年俸:100万ユーロ(約1億2300万円)

2011年にウディネーゼでセリエAデビューしたアルゼンチン代表MFロベルト・ペレイラは、ユベントスとワトフォードでのプレーを経て、同クラブに2度目の移籍を果たした。

攻撃力が非常に高く、センターハーフ、トップ下、左右ウイングとして起用されている。ダイナミックな選手であり、スピードと狭いスペースでのドリブルが得意。ユベントスやイタリア代表で大活躍をしたレジェンドMFマウロ・カモラネージを目標とし、同選手のレベルに向かって毎日努力しているようだ。

4位以下

選手名年俸(ユーロ)年俸(日本円)
4位:ステファノ・オカカ80万9900万
5位:マト・ヤヤロ70万8600万
5位:ケビン・ラザーニャ70万8600万
5位:イリヤ・ネストロフスキ70万8600万
8位:トルガイ・アルスラン60万7400万
8位:ロドリゴ・ベカン60万7400万
8位:セバスティアン・ドゥ・メオ60万7400万
8位:ロランド・マンドラゴラ60万7400万
8位:フアン・ムッソ60万7400万
8位:ブラム・ヌイティンク60万7400万
14位:フェルナンド・フォレスティエリ50万6200万
14位:イグナシオ・プッセート50万6200万
14位:サミル50万6200万
14位:イェンス・ストリガー・ラーセン50万6200万
14位:ワラシ50万6200万
14位:マルフィン・ゼーヘラール50万6200万
20位:ケビン・ボニファーツィ40万4900万
20位:トーマス・ウーワイアン40万4900万
22位:ジャン=ヴィクトル・マケンゴ30万3700万
22位:ナウエル・モリーナ30万3700万
22位:ヒッデ・テア・アフェスト30万3700万
25位:シモーネ・スクフェット25万3100万
26位:ママドゥ・クリバリ20万2500万
26位:ニコラス20万2500万
26位:セバスティアン・プリョードル20万2500万
29位:マルティン・パルンボ4万500万

ベローナ

ニコラ・カリニッチ 写真提供: Gettyimages

ベローナの全選手年俸ランキング

1位:ニコラ・カリニッチ
年俸:150万ユーロ(約1億8500万円)

2015年にウクライナのドニプロからフィオレンティーナに移籍し、難度の高いセリエAデビューから大活躍してきたクロアチア代表FWニコラ・カリニッチは、ミラン、アトレティコ・マドリード、ローマを経て2020年10月にベローナへの移籍を決めた。

生粋のセンターフォワードであり、フィジカルを武器にしている。タイミングを図るのは得意とし、空中戦でライバルチームのディフェンダーを圧倒する。ヒールでシュートやボレーなど、アクロバティックなプレーも多く、所属するチームのサポーターに感動を与える。

2位:サムエル・ディ・カルミネ
年俸:70万ユーロ(約8600万円)

フィオレンティーナの下部組織で育ち、ほとんどのキャリアをセリエBで過ごしてきたイタリア人FWサムエル・ディ・カルミネは、20代後半から(現在32歳)注目を集め始めた。

ペルージャ時代のセリエB2017/18シーズン中に22得点を挙げ、同クラブの1シーズンにおけるベストストライカーに。この活躍によって2018年7月にベローナ(当時セリエB)に移籍し、2018/19シーズンにセリエAへの昇格を果たした。センタフォワードとして、ゴールに近いところから得点を挙げるパターンが多い。

3位:アンドレア・ファビッリ
年俸:70万ユーロ(約8600万円)

ユベントスのユースで育ったイタリア人FWアンドレア・ファビッリは、2018年から2020年にかけてジェノアでプレーし、2020年9月にベローナにレンタル移籍した。

メインのポジションはセンターフォワードであり、ポストプレーを得意としている。ボールのキープ力が非常に高く、チームメイトに攻撃を組み立て直すなどの時間を与える。今シーズン現時点までは控えメンバーとして使われることが多く、控えとしてはセカンドストライカーとしてもピッチに立つことがある。

4位以下

選手名年俸(ユーロ)年俸(日本円)
4位:コライ・ギュンター60万7400万
4位:ダルコ・ラゾビッチ60万7400万
4位:ジャンジャコモ・マニャーニ60万7400万
7位:アントニン・バラーク50万6200万
7位:フェデリコ・チェッケリーニ50万6200万
7位:フェデリコ・ディマルコ50万6200万
7位:ダビデ・ファラオーニ50万6200万
7位:マルコ・シルベストリ50万6200万
7位:アドリアン・タメゼ50万6200万
7位:ミゲル・ヴェローゾ50万6200万
7位:ロナウド・ビエイラ50万6200万
7位:マッティア・ザッカーニ50万6200万
16位:アラン・アンプルール40万4900万
17位:パヴェル・ダビドビッチ30万3700万
17位:ケビン・リュエッグ30万3700万
19位:メルト・チェティン25万3100万
20位:エブリマ・コリー20万2500万
20位:エディ・サルチェード20万2500万
22位:アレサンドロ・ベラルディ15万1800万
22位:イボール・パンドゥル15万1800万
24位:アンドレア・ダンツィ12万1500万
25位:ブルーノ・アミオネ10万1200万
26位:マッテオ・ロバート8万1000万

名前Uccheddu Davide(ウッケッドゥ・ダビデ)
国籍:イタリア
趣味:サッカー、アニメ、ボウリング、囲碁
好きなチーム:ACミラン、北海道コンサドーレ札幌、アビスパ福岡

14年前に来日したイタリア人です。フットボール・トライブ設立メンバーの1人。6歳の時に初めてミランの練習に連れて行ってもらい、マルディーニ、バレージ、コスタクルタに会ってからミランのサポーターに。アビスパ福岡でファビオ・ペッキア監督の通訳も務めた経験があります。

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