セリエA ALL

過去最高の頭脳派集団!?ドイツW杯イタリア代表の監督キャリアまとめ

フィリッポ・インザーギ 写真提供: Gettyimages

インザーギ

同大会では約3年ぶりの代表招集となったフィリッポ・インザーギ。アルベルト・ジラルディーノのバックアップという立ち回りでの招集となり、出場はグループリーグ第3戦のチェコ戦のみとなったが、1-0で迎えた87分にゴールを記録した。

そんなインザーギは2014年の6月に現役時代のチームメートであるクラレンス・セードルフの後任としてミランの監督に就任。監督キャリアを古巣のミランでスタートさせた。ミランでの監督としてのファーストシーズンは10位と低迷し、翌年には解任されたものの、その間に元日本代表MF本田圭佑も指導した。

その後は2016年にセリエCのベネツィアの監督へと就任。チームを優勝へと導きセリエB昇格を果たした。2018年にはボローニャとの2年契約を結びセリエAへと復帰。しかし、翌年にはチームが降格圏の18位に沈み解任が発表された。現在はセリエBのベネベントで指揮を執っており、既にセリエA昇格を決めている。

ジェンナーロ・ガットゥーゾ 写真提供: Gettyimages

ガットゥーゾ

同大会では初戦のガーナ代表戦以外の全試合に出場したジェンナーロ・ガットゥーゾ。ボールに食らいつき相手の芽を中盤で刈り取り続けるプレースタイルは現代サッカーではあまり見なくなったようにも感じる。

そんなガットゥーゾは2012年にミランからスイスのシオンへと移籍。2013年にはビクトル・ムニョス監督の後任として監督へと就任。選手権監督として監督キャリアをスタートさせた。しかしファーストキャリアは長くは続かず、同年5月に解任された。6月にはセリエB、パレルモの監督へと就任。しかしここでの指揮も長くは続かず、同年9月に解任された。

2014年にはギリシャのクレタの監督に就任。しかし、半年後にはクラブの給与未払いなどが原因として辞任を発表した。その後はイタリアへと帰国し、2015年にセリエCのピサの監督へと就任。ファーストシーズンでセリエB昇格プレーオフへと進出し、見事セリエB昇格を果たした。シーズン終了後にクラブとの間で契約を巡り衝突。1度は辞任を発表したものの、クラブに新オーナーが就任したことで監督に復帰。しかしクラブは7年ぶりのセリエBで結果を残せず1年でセリエCへと降格。シーズン終了後に辞任を発表した。

その後2017年には古巣であるミランの下部組織の監督に就任。同年11月にビンチェンツォ・モンテッラ監督の後任としてトップチームの監督へと昇格。2018-19シーズンには善戦したものの4位インテルに勝ち点差1及ばずチャンピオンズリーグ出場を逃し、2019年5月に退任が発表された。2019年にはナポリの監督へと就任。先日行われたコッパイタリア決勝ではユベントスを破り監督として初タイトルを獲得した。

ページ 2 / 3