リバプールの本拠地アンフィールドに、リバプール生涯サポーターのショーン・コックス氏が帰ってきた。同氏は昨年4月チャンピオンズリーグ(CL)準決勝のローマ戦前に相手サポーターの襲撃を受けて重大な脳損傷を負っていたが、プレミアリーグ第12節マンチェスター・シティ戦で、1年半ぶりにスタジアム観戦したという。10日、英紙『デイリーメール』が伝えている。
3-1でリバプールの勝利となった同試合後には、ユルゲン・クロップ監督との2ショットも撮影。その様子を同クラブCEOピーター・ムーア氏がツイッターに投稿した。コックス氏は事件から18カ月間アイルランドで治療を受け、現在はシェフィールドでリハビリを続けている。
クロップ監督は試合後取材陣に「コックス氏は私に会えてとても嬉しそうだったけど、私も彼に会えてもっと嬉しかったよ!彼の妻と息子にも会えて、素晴らしい日になった。彼がリバプールに来たら、必ずシーズンチケットを受け取るね」とコメントしている。
生涯サポーターが帰還したリバプール。このまま今季を有終の美で飾ることはできるのだろうか。今後の戦いに注目していきたい。
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