ラ・リーガ セビージャ

一発勝負をセビージャが拒否。スーペルコパ開催日程に暗雲

 先日、これまでホームアンドアウェイの2試合が行われていたスーペルコパを、1試合のみの開催とする案が提案されていたスペイン。現状ではこの方向で進むようだが、これに対して、スーペルコパを戦うセビージャが待ったをかけたようだ。スペイン『マルカ』が伝えている。

 スペインサッカー協会(RFEF)は、今シーズンのスーペルコパを1試合のみの開催とする提案をし、バルセロナはこれに賛同していた。しかしセビージャは緊急会議を開き、この案を拒否する決定を下した。

「私たちは1試合のみの開催を拒否し、8月の5日と12日に行われる予定だった2試合に向けて活動します。なぜなら、私たちにはファンとメンバーに対して責任があるからです」

 このように公式声明を発表したセビージャのホセ・カストロ会長は、「この試合はすでに予定されたものです。私たちはそれを受け入れなければいけません」と続けたが、両クラブが合意に達しなかった場合の最終決定権はRFEFが持っているため、最終的な決定には従う考えを示した。

「もしもRFEFが8月12日に試合を行うと決定した場合は、私たちはそれに従うでしょう。試合をせずにスーペルコパを去るわけにはいきませんから」