ラ・リーガ レアル・マドリード

クロース、CL決勝の件で非難を浴び続けるセルヒオ・ラモスを擁護

 レアル・マドリードに所属するドイツ代表MFトニ・クロースは、スペイン代表DFセルヒオ・ラモスを世間の批判から擁護した。7日にスペイン『マルカ』が伝えている。

 先月行われたUEFAチャンピオンズリーグの決勝、レアル・マドリード対リバプールは3-1でマドリードが勝利をした。これにより、同クラブは通算13回目の欧州制覇に加え、前人未到の大会3連覇も果たした。

 ただ、この試合で起こったある出来事が未だに議論を呼んでいる。それは、前半にリバプールのエジプト代表FWモハメド・サラーとセルヒオ・ラモスが接触しシーンである。結局、この接触により肩を負傷したサラーは途中交代を余儀なくされ、ロシアW杯出場も一時は危ぶまれていた。

 この件に関して、試合後もセルヒオ・ラモスは非難されており、脅迫の電話がかけられるなどされている。未だ議論されているこの件に関して、クロースは次のように見解を示した。

「セルヒオ(・ラモス)は意図してサラーを怪我させたわけではないと僕は断言できる。僕には彼の行動が反スポーツマン的であるとは見えなかった。彼はアグレッシブな選手ではないし、僕はチームのキャプテンとして彼を尊敬している」

 しばしば退場処分を受けるセルヒオ・ラモスだからこそ受ける批判であるのかもしれないが、しばらくこの議論は続きそうだ。