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リバプールのGKカリウス、実はCL決勝で試合中に“ある症状”を抱えていた

 アメリカ合衆国の医師団は、リバプールに所属するドイツ人GKロリス・カリウスがCL決勝で脳しんとうを患いながらプレーをしていたということを明かした。5日にイギリス『BBC』など複数メディアが報じた。

 先月27日に行われた、UEFAチャンピオンズリーグ決勝のレアル・マドリード対リバプール。この一戦はマドリードがリバプールを3-1で下し、大会3連覇および通算13回目の優勝を果たして幕を閉じた。

 この試合で決まったマドリードのウェールズ代表FWガレス・ベイルのスーパーゴールに注目が集まる一方で、リバプールのGKカリウスにも別の意味で注目が集まってしまった。その理由は、先制点と3点目をミスにより献上してしまったからである。

 ただ、ここにきて試合後に涙ながらファンに謝罪した同選手に関する驚きの情報が出てきた。それは、アメリカのマサチューセッツ総合病院の医師たちによる診断の結果、カリウスは脳しんとうを患いながらプレーしていたというものである。同院は以下のように結果を発表している。

「試合の映像を慎重に見直し、主観的症状を含む詳細な履歴を身体検査および客観的な指標と統合した結果、カリウス選手はCL決勝にて脳しんとうを患っていたと結論づけました。検査の結果に基づく完全な回復を期待しています」