ラ・リーガ プレミアリーグ

マンU、CL決勝で“伝説ゴール”を決めたベイルを本気で獲得へ

 マンチェスター・ユナイテッドは、レアル・マドリードに所属するウェールズ代表FWガレス・ベイルの獲得に本腰を入れるようだ。28日にイギリス『デイリー・エクスプレス』が報じた。

 現地時間26日夜に行われた、UEFAチャンピオンズリーグ決勝のレアル・マドリード対リバプール。試合は3-1でマドリードが勝利を収め、13回目の欧州制覇に加えて前人未到の3連覇も達成した。

 この試合でひときわ輝いたのはベイルだった。後半16分にスペイン代表MFイスコと交代する形でピッチへと送り込まれた同選手は、その僅か3分後にCLの歴史に残る伝説的なオーバーヘッドゴールを決めて逆転に貢献すると、後半38分にも無回転のミドルシュートをねじ込んだ。

 クラブのCL制覇に大きく貢献したベイルだったが、試合後に「僕は毎週試合に出たい。今のところできていないけれどね。僕は望むような出場機会が得られていないから、この夏は代理人と今後についてしっかりと腰を据えて話し合わなければならないね」と、退団を匂わせるような意味深な発言をした。

 この発言により、以前からささやかれていたプレミアリーグへの復帰がより一層熱を帯びるようになってきており、昨夏も関心を寄せていたマンチェスター・ユナイテッドが獲得に向けて本腰をいれたのだという。同クラブは移籍金2億2800万ユーロ(約292億円)と年俸3800万ユーロ(約49億円)を提示するつもりであるという。

 ベイルの代理人を務めているジョナサン・バーネット氏はフロレンティーノ・ペレス会長に対して、控え要因に甘んじている事にうんざりしていると伝えたという。この夏、同選手の動向から目が離せない。