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アーセナルの新監督に就任したエメリ氏の問題点とは。仏記者が指摘

 アーセナルのウナイ・エメリ新監督は、パリ・サンジェルマン(PSG)時代にドレッシングルーム内である問題を抱えていたようだ。24日にイギリス『デイリー・エクスプレス』が伝えている。

 昨日発表された、アーセナルの新指揮官。同クラブが招へいしたのは、今季までPSGを率いていたウナイ・エメリ監督だった。クラブは、22年という長い間チームを率いてきたアーセン・ベンゲル監督の時代の終わりを伝えると同時に、新章の幕開けを告げた。

 ただ、同監督には1つ問題があるようだ。それは“英語が流暢ではない”ということである。この問題の深刻さを、フランスのジャーナリストであるフェデリック・エルメル氏が伝えている。

 エメリ監督はPSGを率いていた際に、フランス語が上手く話せないのにも関わらず通訳をつけることを拒否したようで、これが原因でうまく意思疎通を図ることができずにドレッシングルーム内で亀裂が生じてしまったと同氏は語っている。ゆえに、エルメル氏はエメリ監督自身が英語をしっかりと習得するまで通訳をつけるべきであると忠告している。

「彼は英語を学ぶべきである。PSGでの2年間で彼はフランス語を話していたけれど、あれは酷いものだった。テレビでは時々フランス語を話しているのにも関わらず、フランス語の字幕をつける必要があった。それなら通訳をつけたほうがマシだ。彼はフランス語が上手くないのに通訳をつけることを拒んだ。それゆえに選手とのコミュニケーションに問題が生じた。彼は同じ過ちを繰り返さないためにも、英語の通訳をつけるべきだ」

 果たしてエメリ監督はこの忠告を聞き入れるのだろうか。就任早々、少し気になる問題が浮上してしまった。