代表チーム イタリア代表

ユーベとパルマでキャリア24年のブッフォン、今夏退団を公式発表

 ユベントスのイタリア代表GKジャンルイジ・ブッフォンは日本時間17日18:30からユベントスの本拠地・アリアンツ・スタジアムで記者会見を開き、今夏のユベントス退団を正式に表明した。

 ブッフォンの去就を巡っては、日本時間4月12日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝2ndレグ・レアル・マドリード戦で試合終了間際のPKの判定を下したマイケル・オリバー主審に激昂し退場処分となり、試合終了後にはミックスゾーンにて「これが最後のCLとなるだろう」というコメントを残すなど、今季限りでの引退の可能性が伝えられていた。

 そして今日、同選手は自ら今シーズンでスパイクを脱ぐことは明言していないものの、ユベントスのユニフォームを脱ぐことは明言している。これにより、ブッフォンのユベントスでの現役生活は日本時間19日に行われるセリエA最終節・エラス・ベローナ戦でピリオドを打たれることとなる。

 ブッフォンは2001年にパルマからユベントスに加入すると、以降スクデットやコッパ・イタリア、さらにはイタリア代表をワールドカップ優勝に導くなどイタリアサッカー界に数多くの功績を残してきた。また最長連続無失点記録(974分)、最長クリーンシート連続達成試合数(10試合)、そして1シーズン最多となるクリーンシート達成試合数(21試合)とセリエAで数多くの記録を打ち立てていた。17歳にしてデビューを果たしたパルマ、17シーズンを過ごしたユベントス、そしてイタリア代表で多大なる貢献を果たしたブッフォンに、世界中のフットボールファンから最大級の賛辞が送られることだろう。