ラ・リーガ アトレティコ・マドリード

オブラク、クルトゥワを上回る活躍でアトレティコを牽引

 アトレティコ・マドリードのスロベニア代表GKヤン・オブラクの記録がかつてアトレティコ・マドリードで活躍した、現在チェルシーの所属するベルギー代表GKティボ・クルトゥワの記録を大きく上回っていることが分かった。16日、スペイン紙『アス』が報じた。

 1月末にリーガ・エスパニョーラ通算100試合に出場を果たしたオブラクは元スペイン代表GKイケル・カシージャスや元スペイン代表GKビクトール・バルデスなどを抜いてリーガ100試合出場した選手の中で最少失点の選手として一躍脚光を浴びた。

 そんなオブラクは、リーガ第32節対レバンテ戦に先発出場。アトレティコ通算154試合目の試合に出場し見事クリーンシートを達成した。同紙ではクルトゥワもアトレティコ通算154試合に出場していることから両選手の比較を行っている。

 クルトゥワがアトレティコ時代に許した得点は125ゴール。クリーンシートは76試合を記録。これに対してオブラクが許した得点は92ゴール。クリーンシートは89試合とクルトワを上回る活躍を見せている。

 結果を残している25歳のGKにはレアル・マドリード、パリ・サンジェルマン、マンチェスター・ユナイテッド、リバプール、アーセナルといった各国強豪クラブの標的となっており、先月23日、イギリス紙『イブニング・スタンダード』のインタビューでは「将来について話すのは難しいよ。誰にもわからない。僕はクラブと2年前に交わした契約がある。アトレティコの計画がどのようなものなのか見る必要があるね」と語ったオブラク。アトレティコとは2021年6月末までの規約が結ばれているが、今夏の彼の去就にも注目が集まる。