ラ・リーガ プレミアリーグ

マンUで躍動するサンチェスに悲報。バルセロナ時代の脱税で懲役16ヶ月に

 マンチェスター・ユナイテッドに所属するチリ代表FWアレクシス・サンチェスは、2012年から2013年の間に行った脱税により懲役16ヶ月の刑を受けることになったようだ。8日にイギリス『ザ・サン』が報じた。

 今冬、アーセナルからマンチェスター・ユナイテッドへと移籍したサンチェスは、2011年から2014年までバルセロナでプレーしていた。ただ、同選手はバルセロナに在籍していた2012年から2013年の間に、脱税目的で不正に自身の肖像権を国外の会社に販売し、100万ユーロ(約1億3500万円)を得ていたという。

 この件に関してスペインの裁判所は、サンチェスに対して懲役16ヶ月という刑を言い渡した。ただ、スペインでは2年未満の実刑判決に関しては執行猶予がつくことが多く、同選手は刑務所で過ごすことはないようだ。その代わり、サンチェスは不正受給したお金と利子を支払うことになっている。

 スペインでは最近、サッカー選手による脱税が多く発覚しており、これまでバルセロナに所属するアルゼンチン代表FWリオネル・メッシや今冬に中国の河北華夏幸福へと移籍したアルゼンチン代表DFハビエル・マスチェラーノ、レアル・マドリードに所属するクロアチア代表FWルカ・モドリッチなどが2年未満の禁固刑を言い渡されている。