代表チーム セネガル代表

ディウフ、元セネガル代表が政界進出へ。最終目標はセネガルの大統領

 サッカー以外のスポーツでもそうだが、概して、プロのアスリートというものは独特のカリスマ性を持ち合わせているものだ。現役引退後にそのカリスマ性を生かして政界に進出する者たちも多々いる。そして、今また新たに政界への一歩を踏み出そうとしている元サッカー選手が出てきた。7日、英誌『フォーフォーツー』が報じている。

 元セネガル代表FWのエル=ハッジ・ディウフ氏は現役時代に様々なクラブを渡り歩いた。実力は認められていたものの、そのパフォーマンスに波があったことは否めない。そして、しばしば問題行動の数々が非難の的になったこともある。

 しかし、現役引退後はかつての“問題児”も変化を見せた。国の親善大使、そしてマッキー・サル大統領のスポーツ関連の政策のアドバイザーを務める。2017年には、国会議員を目指していることを公言した。そしてそれは彼にとって将来、大統領になるための初めの一歩だ。

「私が政界進出を決めたのは、私がこの国を変えるのを待っている人々がいるからだ。そして私はそれに答えたい。私は若者達のために戦いたいんだ」

 同氏は最近リベリアの大統領になったばかりのミランのレジェンド、ジョージ・ウェア大統領に影響を受けたことも認めている。しかし、同氏がすぐに大統領になれる訳ではないということも理解しているようだ。

「私の計画は決まっているよ。ここ2年のうちにに政界に進出するつもりだ。そこからサッカー界の改革も出きるだろう。私は政治に関して情熱を持っている」

「(政治を)私に指導してくれる人たちもセネガルにはいるんだ。これが私の未来だ。沢山のセネガルの人々が私の言葉に耳を傾けてくれると確信している」