ラ・リーガ セビージャ

セビージャ、国王杯決勝進出。2戦合計3‐1でレガネスを退ける

 7日に行われたコパ・デル・レイ準決勝セカンドレグ、セビージャvsレガネスの一戦は2-0でセビージャの勝利に終わり、2戦合計3-1とした同クラブが決勝進出を決めた。

 ファーストレグを1-1の引き分けで終えた両クラブ。セビージャのホーム、サンチェス・ピスファンで行われたセカンドレグは立ち上がりから両クラブともに積極的な姿勢を見せ、15分に早くも試合が動いた。パブロ・サラビアからボールを受けたルイス・ムリエルがペナルティエリア内でドリブル突破。相手を一人かわして、マイナスに折り返したボールをホアキン・コレアが押し込んだ。

 両クラブともに中盤でのボールの奪い合いが続く中、42分にはカウンターからムリエルが左サイドを突破。マイナスの折り返しをエベル・バネガがシュートするも、ゴールカバーに入ったティトにクリアされる。続く45分にも右からのコーナーキックをセルヒオ・エスクデロがファーサイドでヘディング。これもティトがゴールライン際でクリアしゴールを免れた。

 試合は後半に入り58分、ルベン・ペレスがコーナーキックのこぼれ球をペナルティエリア外から強烈ミドルシュートを放つが、惜しくも左に外れる。

 それに対してセビージャは、フランコ・バスケスからパスを受けたサラビアがチャンスを迎えるがシュートはGKネレオ・シャンパーニュの正面に飛びネットを揺らすことができない。

 決勝進出へ1点が必要なレガネスは長身のマルティン・マントバーニを前線に投入し攻勢を強める。しかし90分、カウンターを仕掛けたセビージャが最後にバスケスのゴールで2-0と突き放した。

 このまま試合は終了、2年ぶりの決勝進出を決めたセビージャ。決勝では明日行われるバレンシアvsバルセロナの勝者と対戦する。