リーガエスパニョーラ第16節バルセロナ対デポルティーボの試合が日本時間18日に行われた。
首位を走るバルセロナは、昨日の試合で2位のアトレティコが勝利し勝ち点差3とされ次節のクラシコへ向けても負けられない一戦。対する17位のデポルティーボは、リーグ戦8試合で勝利無し。強豪相手に勝ち点を獲得し後半戦に向け自信をつけたいところ。
バルセロナは、今日も4-4-2のシステムを採用。今季リーグ最少の7失点のディフェンダー陣を擁し相手に何もやらせなかった。
28分CKのクリアボールはイニエスタのもとへ。デポルディーボが最終ラインを上げるがそれを狙い裏に抜け出したFWリオネル・メッシにイニエスタがすかさずパス。それがメッシに渡り、横にいたFWルイス・スアレスへお膳立て。バルセロナが先制した。
40分には、この日ポストに嫌われているメッシのシュートがまたポストを直撃。こぼれ球をMFパウリーニョが押し込み2-0。その後バルセロナが攻める展開も追加点は生まれず前半終了。
後半開始早々、右サイドで抜けたDFセルジ・ロベルトが中にいたスアレスにクラウンダーのスルーパス。このドンピシャのパスにスアレスが冷静に蹴りこみ3点目。試合を決定的なものにした。
デポルティーボは、FWルーカス・ぺレスを中心にチャンスを作るもGKテア・シュテーゲンの守備範囲。PA外からの無謀なシュートが目立った。
69分PA内でスアレスが倒されPKを獲得。キッカーはメッシが務めるもGKルベン・
マルティネスが好セーブ。メッシは、今シーズン3回PKを蹴り2回外したことになった。
75分PA内で受けたスアレスの左側を駆け上がったDFジョルディ・アルバがパスをダイレクトでシュート。ポストに阻まれたが、跳ね返りのボールを詰めていたパウリーニョが押し込み4点目。
その後、両チーム得点は生まれずバルセロナは4-0でホーム最終戦を締めくくった。
メッシのゴールがなかったのが、ポストに3回阻まれるなどチャンスは十分にあった。アシストも記録しドリブルのキレや裏への抜け出しなど存在感を遺憾なく発揮、状態はよさそうだった。また、今季得点に伸び悩んでいたスアレスは2得点を挙げ、日本時間23日に行われる次節のクラシコに向け万全の仕上がりだった。
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