プレミアリーグ リバプール

リバプール、格下相手に4発快勝。次節アーセナル戦に向けて視界良好

 プレミアリーグ第18節ボーンマス対リバプールの試合が日本時間18日に行われた。

 昨日の試合でアーセナル、バンリーが勝ち点を重ね暫定6位となったリバプールは、4位返り咲きへ勝ち点3が欲しいところ。対するボーンマスは16位と下位でもがいてる。しかしチームの失点が20点と下位チームにしては守備が安定しており、3失点したのは第4節のアーセナル戦のみだった。

 リバプールはFKからFWフィリペ・コウチーニョが魅せる。ゴールからおおよそ斜め45度で得たFKは惜しくもポスト右を叩く、そのセカンドボールを拾い再びコウチーニョのもとへ渡り再びシュートを放つもクロスバーの上を通過した。

 さらに19分コウチーニョは、左サイドでボールをもらいドリブルを開始。PAエリアまで侵入した後もボディフェイントとキックフェイントを駆使してさらに中央へ。最後は、ファーに打つのではなくニアへのシュートを選択。これにはGKアスミル・ベゴビッチも反応できずリバプールが先制。

 勢いに乗るリバプールは25分CKからファーサイドにいたFWロベルト・フィルミーノがゴールラインを割るかと思われたボールを無理やり折り返し、それに反応したクロアチア代表DFデヤン・ロブレンがダイビングヘッドで押し込み追加点を挙げた。

 42分にはサラーがコウチーニョとのワンツーで裏に抜け出しシュートもGKベゴビッチが好セーブ。しかし、44分サラーがゴールネットを揺らす。右サイドの裏に抜け出したサラーがPA深くでボールに追いつく。シュートコースを作りながら侵入しバランスを崩しながらもゴール左に巻きながら入れ込んだ。

 前半は、3-0で終了。ボーンマスもカウンターやセットプレーでチャンスを作るも枠内シュート1本に抑えられた。

 後半攻め続けたリバプールであったがなかなか得点を奪えず65分にようやく追加点。コウチーニョからのクロスにフィルミーノが合わせ0-4とした。
 
 ボーンマスも攻めたいが、リバプールの守備が固い。中央に、パスを入れればカットされサイドで組み立てようともするがクロスすら上げさせてくれない。カウンターを選択するもリバプールの早いアタックそもそも守備の人数が多いため何もさせてもらえなかった。

 一方リバプールは、71分にサラーに代えてMFアダム・ララーナ、76分にフィルミーノに代えてFWドミニク・ソランケ87分には、コウチーニョに代えてFWダニー・イングスを投入し攻撃陣を総入れ替え。だが、選手を交代するごとに攻撃のギアは下がり始めさらに追加点を奪うことは出来ず控えメンバーの出来が悪かった。その後両チーム得点は奪えず0-4で終了した。

 勝ったリバプールは4位に浮上。次節23日に行われる5位アーセナル戦に向けて弾みをつけた。負けたボーンマスは、自慢の守備陣が崩壊。攻撃とともに課題を残す結果となった。