
著者:キーシャーナン・サンダレザン(翻訳者:土屋一平)
「ゴールキーパーは年間最優秀選手に選ばれるべきではない」ズラタン・イブラヒモビッチが言った言葉だ。この表現は古びた見かたでありアンフェアでもある。
ゴールキーパーは注目されるべきであり、フットボールのスタイルには不可欠な存在だ。しかしゴールキーパーがシーズン最後に最優秀選手に選ばれたとき、イブラヒモビッチの発言は大衆の意見を反映したものだと言える。
ダビド・デ・ヘアは火曜日にマンチェスター・ユナイテッドの年間最優秀選手に選ばれ、それには何の驚きもなかった。ユナイテッドがピッチ上での消極的で保守的な姿勢を批判される中、デ・ヘアは彼らの輝く光だった。
もしもデ・ヘアが地球上で最高のゴールキーパーであることに対して、ほんの少しの疑いでもあったのなら、アーセナルとのリーグ戦で14セーブを記録したことで、その疑いをきれいさっぱり拭い去ったと言っていい。1試合に14セーブだ。
デ・ヘアがシーズン終了時にゴールデン・グラブ賞を受賞するだろう事実は、勝敗を決する決定的なパフォーマンスが認められたことになり、セーブはユニークな物語を伝えている。ディフェンダーとゴールキーパーで形成されるディフェンシブユニットは、通常はクリーンシートを達成した際に称賛を受ける対象だ。しかしユナイテッドの場合は他と全く違う。
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