代表チーム セネガル代表

日韓W杯にも出場。日本の対戦相手セネガル人選手が35歳で契約更新

著者:土屋一平

 2002年日韓ワールドカップの開幕戦。前回王者のフランスがセネガルと対戦した試合は、ワールドカップ初出場だったセネガルが番狂わせを起こして1-0の勝利を収めた。ユニフォームをピッチに敷いてゴールを祝う、テランガのライオン達(セネガル代表の愛称)はこの大会でベスト8まで勝ち進んだ。

 時代は下って2018年。今年開かれるロシアW杯で、セネガルと日本は同じグループHに入り、第2戦目で激突する。リバプールに所属するFWサディオ・マネや、ナポリに所属するDFカリドゥ・クリバリなど強力な選手をそろえるセネガル。その国の選手として長く活躍し、35歳にして今なお現役を続けているひとりの男がいる。

 スレイマン・カマラ。セネガル代表として2002年の日韓W杯に出場した経歴を持つFWは、フランスのリーグ・アンに所属するモンペリエHSCで11シーズンプレーしてきた。そして2日、35歳にしてモンペリエとの契約を、1年延長することが正式に発表されたことをイギリス『BBC』。

「毎年のように、モンペリエとの冒険が続けられることがうれしい」と話したカマラ。2007年にニースから1シーズンの期限付き移籍でモンペリエに加入し、それから現在までともに過ごしている、愛するクラブについてこう続けた。

「皆が運命を持っていて、私の運命は今日ここにいることなんだ。ここで続けられることが本当にうれしいよ」

Previous
ページ 1 / 2