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佐野海舟のW杯日本代表招集で「不起訴=無罪ではない」「晴れ舞台に立つ性犯罪者…」米子市議主張

佐野海舟 写真:アフロスポーツ

 マインツ所属MF佐野海舟は、FIFAワールドカップ北中米大会の日本代表に選出。初戦(対オランダ代表)を1週間後に控えるなか、鹿島アントラーズからマインツ移籍直後に不同意性交容疑で逮捕された過去を巡り、議論が白熱。鳥取県米子北高校のサッカー部出身であるだけに、同市の一部議員によるSNS投稿が物議を醸している。

 佐野のW杯日本代表招集を巡っては、米子市の伊木隆司市長が5月16日に「佐野選手のW杯での活躍と、日本代表の勝利を心から祈ります」と投稿。被害者への配慮を求める声や代表選出自体への疑問が相次いで寄せられると、「すでに示談が成立し不起訴となり、本人の反省や謝罪もあった案件について、後々まで責め続けるのは行き過ぎです」と主張していいた。

 すると、同市の吉岡古都市議会議員は、一般SNSユーザーのポストに反応する形で「海外からは日本の性的暴行に対する司法のあり方が異常と見られている」と指摘。「”不起訴“=無罪ではないし、本人も認めているのに、地元の高校出身だからと市長が応援してしまう世界線に私たちは生きています。 罰を受けることもなく、晴れ舞台に立つ性犯罪者を被害者の方はどう見ているんでしょうか?精神状態が心配です」と、私見を述べている。

 ブンデスリーガ屈指のセントラルミッドフィルダーとして評価され、ステップアップ移籍の可能性も取りざたされている佐野。今もなお、代表入りに対して様々な意見が挙がっているが、5月末にはオンライン署名サイト『Change .org(チェンジ・ドット・オーグ)』で「佐野海舟の日本代表召集を撤回」」と題した署名活動がスタートしている。

 署名数は増加しており、W杯開幕後も議論が沈静化する保証はどこにもない。「不起訴=無罪ではない」という市議の言葉は、司法判断と社会的制裁の乖離という、日本スポーツ界が直視を避けてきた問題を改めて突きつけている。