Jリーグ V・ファーレン長崎

長崎キャンベルの古巣、日本資本買収へ!日本人選手獲得・STVV化の可能性も?

V・ファーレン長崎 写真:アフロスポーツ

 V・ファーレン長崎所属のジャマイカ代表FWノーマン・キャンベルは、2026年1月にデンマーク1部ラナースFCから長崎へ移籍した。そのキャンベルの古巣であるラナースFCが、日本人投資家による買収が目前に迫っている模様。FIFAワールドカップ北中米大会・日本代表DF谷口彰悟ら擁するベルギー1部シント=トロイデンVV(STVV)と同じく、日本人選手の獲得に動く可能性もあるとみられる。

 デンマーク紙『bold』は18日に「ラナースFCの交渉、日本人投資家への売却が目前に 長年続いたプロセスが最終局面へ」という見出しのもと、ラナースFCの買収協議を特集。日本人がオーナーになる可能性は、2026年3月の時点で報じられていたが、同メディアは以下のように伝えている。

 「ラナースFCの売却プロセスは、歴史上でも最も長いマラソンレースの一つのような様相を呈している。というのも、クローニュラン地方を代表するこのサッカークラブの売却は、何年にもわたって進められてきたからだ」

 「2023年末、取締役会長のスヴェン・リンゲ・ヨルゲンセン氏は、クラブが外国人投資家と協議を行っていることを認めた。当時は主にイングランドとアメリカからの関心が中心だった。売却プロセスは2024年も継続し、同年秋にはクラブが実際に潜在的な投資家との間で基本合意書を締結したことを公表した」

 「しかし、アメリカの投資家グループとの交渉が決裂したことを受け、クラブの取締役会は2025年6月、新たな投資家探しを打ち切り、スポーツ面での継続的な発展を目標とする3か年計画に注力する方針を決定した」

 「だが、その計画は2026年に変更された。ラナースFCが再び売却交渉を進めていることが明らかになったためである。そして現在、この長いマラソンはついにゴールへ近づいている。クラブは売却成立目前の段階にある」

 「ラナースFCは4月、潜在的な投資家との交渉を進めていることを正式に認めていた。これは、地元紙『Randers Amtsavis』が、日本人投資家との間でクラブ売却について協議していると報じたことを受けて公表されたものだった。その報道どおり、日本人投資家が近くラナースFCおよびデンマークサッカー界に参入する見通しとなっている」

 「近日中にラナースFCの取締役会が開催される。日本側による買収計画が提示され、ラナースFCホールディングの4人の取締役の間で協議される見込みだ。現在、ランダースFCホールディングで意思決定を行っているのは、スヴェン・リンゲ・ヨルゲンセン氏、エリック・ブスク・イェンセン氏、イェンス・ペトリ・ペテルセン氏、ペア・ハストルプ氏の4人である。ヨルゲンセン氏は2007年から会長を務めている。ランダースFCホールディングには約500人の個人株主がおり、原則として彼らがスーパーリーガ所属クラブの実質的な所有者となっている」

 日本人投資家による買収が実現すれば、STVVのように日本人選手獲得戦略に舵を切る可能性も考えられるところ。デンマーク1部ではMF鈴木唯人がブレンビーIFで活躍し、ブンデスリーガのSCフライブルクへ移籍した。成功例があるだけに、安価な移籍金での獲得に触手を伸ばすかもしれない。