リーグアン(フランス1部)第3節・ニース対オリンピック・マルセイユが22日に行われたが、ニースサポーターからピッチにペットボトルが投げ込まれたことが発端となり、試合が中止に追い込まれる事態となった。
ニースのホームスタジアムで行われた一戦では、後半開始早々にニースが先制。その後、マルセイユが73分にコーナーキックを獲得したが、ゴール裏から次々とペットボトルが投げ込まれると、そのうちのひとつがキッカーのフランス代表FWディミトリ・パイエの背中を直撃。これに対して、パイエが激昂すると、ペットボトルをゴール裏に投げ返している。
すると、ゴール裏のサポーターは次々とピッチに物を投げ込み、ピッチへ流れ込むなど暴徒化。マルセイユの選手たちも怒りをあらわにしてサポーターやニースの選手たちと一触即発の事態となったことにより、試合は中断。両チームの選手や監督、スタッフはロッカールームへ引き上げた。
試合は45分間にわたり中断したが、再開されることはなく、そのまま打ち切りとなっている。なお、現時点でこの一戦の扱いについて両クラブからの公式発表は行われていない。
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