Jリーグ モンテディオ山形

好調山形、仙台退団のマルティノスを獲得「チームのプレースタイルは…」

横浜F・マリノス在籍時のクエンテン・マルティノス 写真提供:Gettyimages

 明治安田生命J2リーグのモンテディオ山形は23日、ベガルタ仙台を7月31日に契約解除により退団したキュラソー代表FWクエンテン・マルティノスの獲得を発表した。

 マルティノスはエールディビジ(オランダ1部)のヘーレンフェーンをはじめ複数クラブを渡り歩くと、2016年に横浜F・マリノスへ加入。横浜F・マリノスに2年間在籍した後は浦和レッズへ加入したが、出場機会が限られるとともに自身のパフォーマンスに対して周囲から批判を浴びていた。そして同選手は浦和レッズでレギュラーに定着できず昨季終了後にベガルタ仙台へ完全移籍。ただ、今季もここまでJ1リーグで7試合の先発出場にとどまると、母国メディアのインタビューで手倉森誠監督への不満を語っていたことが話題を呼んでいた。

 同選手は先月31日に選手サイドと今後の活動について協議を重ねた上で、契約解除することで合意したと発表。しばらくフリーの身となっていたが、ベガルタ仙台とライバル関係にあるモンテディオ山形への加入が決まっている。

 マルティノスはモンテディオ山形への加入について「ピーター・クラモフスキー監督のもとでプレーできることをとても楽しみにしています。チームのプレースタイルは自分の特徴にも合っています。ファンとクラブのために戦えることにわくわくしています。そして、われわれはリーグ優勝を勝ち取れると信じています! モンテディオが来シーズンをJ1で迎えることが、なによりも大きな目標です。スタジアムで会いましょう!」とクラブ公式サイトを通じてコメントを残している。