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ローマ前指揮官、トッテナムにつづきMLS行きも破談に!3年半の契約提示も…

パウロ・フォンセカ監督 写真提供:GettyImages

 ローマを2020/21シーズンまで率いていたパウロ・フォンセカ氏は、メジャーリーグサッカー(MLS)に所属するアトランタ・ユナイテッドの監督に就任する可能性が伝えられていたが、一転して破談に終わったようだ。2日、ポルトガル紙『レコルド』が報じている。

 フォンセカ氏は2019年夏のクラウディオ・ラニエリの後任としてローマ指揮官に就任。2019/20シーズンをセリエA5位で終えていたが、2020/21シーズンは終盤に勝ち点の取りこぼしが目立ち、UEFAヨーロッパリーグの出場圏外の7位で終了。ローマはフォンセカの退任を発表するとともに、ジョゼ・モウリーニョ氏を招へいしている。また、フォンセカ氏は6月にトッテナム・ホットスパーの指揮官就任に迫っていたが、年俸面で合意に至らず、交渉は破談に終わっていた。

 その中、フォンセカ氏は先月からアトランタ・ユナイテッド首脳陣と会談。先月末にはクラブの練習場を視察に訪れていたが、3年半の契約期間でのオファーを受け入れなかったとのことだ。

 アトランタ・ユナイテッドは今季のイースタン・カンファレンスでここまで16試合を終えて勝ち点14の獲得にとどまっている。また、先月下旬には一部の選手がアルゼンチン人のガブリエル・エインセ監督と衝突。クラブ首脳陣はエインセ監督の解任に踏み切っていた。