Jリーグ ベガルタ仙台

昨季ベガルタ仙台在籍のアレクサンドレ・ゲデス、ポルトガル1部ファマリカンへの完全移籍決定

ベガルタ仙台

 プリメイラ・リーガ(ポルトガル1部)のFCファマリカンは8日、2020シーズンに明治安田生命J1リーグのベガルタ仙台でプレーしていたFWアレクサンドレ・ゲデスの獲得を公式発表している。

 ゲデスは、2018年夏からヴィトーリアSCに完全移籍により加入したものの、2019/20シーズン序盤にハムストリングを負傷すると以降はプリメイラ・リーガ(ポルトガル1部)やUEFAヨーロッパリーグでベンチ外となる試合が続き、2020年1月にベガルタ仙台へ1年のレンタルにより加入。自身初のJリーグ挑戦で公式戦26試合に出場し5ゴールをあげていた。

 ベガルタ仙台は昨季終了後に完全移籍でのゲデス獲得に動いていたものの、これを断念。また、同選手はヴィトーリアSCと2023年6月まで契約期間を残していたが、クラブを率いるジョアン・エンリケス監督の構想から外れていることから再放出が濃厚という見方が広まっていた。

 その中、現在プリメイラ・リーガで16位に沈んでいるFCファマリカンが2024年6月までの契約期間でゲデスを完全移籍により獲得。同選手は「長い間FCファマリカンのことを追い続けていたよ。魅力的なプロジェクトがあり、自分のキャリアを前に進めるのに素晴らしいクラブだと思っている。昨シーズンの順位(6位)まで押し上げるために(自分の持っている力)すべてを捧げたい」とコメントを残している。