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浦和レッズの日本代表DF橋岡大樹、ベルギー1部STVVへフリーで移籍か

橋岡大樹 写真提供:Gettyimages

 明治安田生命J1リーグの浦和レッズに所属する日本代表DF橋岡大樹はジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)のシント=トロイデンVVへ移籍するようだ。5日、ベルギーメディア『VOETBAL Belgie』が報じている。

 浦和レッズの下部組織出身である橋岡大樹は2018シーズンからトップチームに昇格すると、4月に堀孝史にかわり大槻毅が指揮官に就任した直後にJ1リーグでのデビューを果たすなど、大槻毅監督のもとで着実に出場機会を増やしアピールに成功。2019シーズンは公式戦19試合の出場に終わったが、この年の12月に日本代表に初招集される。そして2020シーズンはJ1リーグで31試合に先発出場するなど右サイドでレギュラーに定着していた。

 海外移籍の可能性がささやかれる中、元ベガルタ仙台のGKシュミット・ダニエルやかつて鹿島アントラーズに在籍していたFW鈴木優磨など複数の日本人選手を抱えるシント=トロイデンVVが橋岡大樹の獲得に動いている模様。また、地元メディアの報じるところによると。同選手と浦和レッズの現行契約が2021年1月に満了を迎えるため、フリーでの獲得が可能であるようだ。

 なお、シント=トロイデンVVは現在リーグ戦で第18節まで終了して勝ち点20の14位に低迷している。残留争いに巻き込まれる中、将来の日本代表を背負うクオリティを兼ね備えた橋岡を新戦力として迎え入れることはできるのだろうか。