明治安田生命J1リーグのセレッソ大阪に2016年から4シーズンにわたり在籍していたMFソウザが今夏にもブラジル復帰を視野に入れているようだ。6日、アメリカメディア『ESPN』が報じている。
ソウザは2016年にカンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)のクルゼイロから1年レンタルによりセレッソ大阪に加入。右足から繰り出される強烈なミドルシュートや精度の高いFKでチーム内に違いを生み出し、J2リーグ39試合に出場。来日1年目にして主力としてJ1リーグ昇格に貢献し、完全移籍を果たした同選手は、2年目以降も中盤に必要不可欠な存在として数多くの試合でピッチに立っていたが、2019シーズン終了後にサウジ・プロフェッショナルリーグ(サウジアラビア1部)のアル・イテファクへ移籍している。
ソウザは同メディアのインタビューにおいてセレッソ大阪在籍時の思い出について「(セレッソ大阪で)素晴らしいシーズンを送ったよ。これまでのフットボールキャリアの中で最も幸せな場所だったね。(セレッソ大阪や日本の)環境にとても慣れていたし、チームメイトと同じレベルでプレーするためにも体重を7kgも落とした。僕のもとにはセレッソ大阪復帰を望む声がいまだにきているよ」と好意的なコメントを残す。
くわえて2019シーズン終了後にセレッソ大阪を退団した経緯について聞かれると「契約期間は1年残っていたけど、当時の監督とうまくいっていなかったし、ちょうどアル・イテファクからオファーが届いていたから、ここを離れたんだ」と語っている。
なお、セレッソ大阪は2019年に尹晶煥にかわりミゲル・アンヘル・ロティーナ監督を招へいしている。また、ソウザは同監督のもとで負傷による長期離脱の影響もありリーグ戦16試合の出場にとどまっていた。
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