
2026年冬に京都サンガからザンクト・パウリへ完全移籍したFW原大智を取り巻く状況が変化している。ブンデスリーガでの出場機会が少なく、一時は今夏移籍やJリーグ復帰の可能性が取りざたされていたが、今やザンクト・パウリに欠かせない選手として期待を寄せられているという。
原は7月はじめに行われたドイツ5部所属クラブとのプレシーズンマッチで2ゴールをマーク。ドイツ『ビルト』は5日、原の活躍ぶりを紹介した上で、「1月に加入して以来、彼はクラブで決して順風満帆とは言えない日々を送ってきた。しかし、2部リーグでは状況が一変する」とリポート。同選手の現状について、以下のように伝えている。
「単なるテストマッチだったが、原大智にとっては、それ以上の大きな意味を持つ一戦だった。2ゴールは、日本人ストライカーにとって早くも強烈なアピールとなった」
「ブンデスリーガでは得点力を発揮する機会をほとんど得られなかった。アレクサンダー・ブレッシン前監督は、FW不足に苦しんだ時期でさえ他の選択肢を優先し、原を10試合でベンチに座らせたまま起用しなかった。原が出場したのはブンデスリーガ4試合とカップ戦1試合のみで、いずれも途中出場。プレー時間は合計35分にとどまった」
「昨シーズン終盤には構想外の可能性も報じられていたが、新シーズン初戦で長い出場機会を得たことにより、彼が大きな自信を得たに違いない」
なお、同メディアによると、マルセル・ラップ新監督は原について「彼については、これまであまり多くの映像を見ることができませんでした。実際にプレーする機会が少なかったからです」とした上で、「優れたテクニックと高いシュート技術を持っていることは分かります。今後は彼をどのようにチームへ組み込み、同時に彼自身が私たちのプレースタイルへどう適応していくかを見ていきたいと思います。この2ゴールは、その過程をより前向きなものにしてくれるでしょう」と前向きなコメントを残している。
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