
3位:藤井陽也
地域リーグラウンドのラスト2試合は10失点と守備陣に不安を残した今大会の名古屋。クリーンシートもわずかに4試合のみとなったが、だからこそ守備の中心選手であるDF藤井陽也に懸かる期待は一層高まったに違いない。
海外挑戦前の2023年は、DF中谷進之介(現ガンバ大阪)らとともに強固な守備陣を形成しチームの躍進を支えた藤井。KVコルトレイクから復帰を果たした昨夏以降、今大会も含めほとんどのゲームに出場し守備陣の再構築に尽力している。個人の数字を見ても、デュエル勝利総数やブロック総数など守備面の数字でリーグ上位に入っており、いかに重要な役割を果たしているかが見て取れる。
年齢で見ればまだ25歳と伸び盛りを迎えている選手の1人。その上で、出場時間の長さや残している数字の面から手放せない選手3位とした。ファンやサポーターにとっては二度目の海外挑戦の期待と不安が入り混じる選手だろうが、この夏に動きはあるのか注目だ。

2位:山岸祐也
2位には今大会の得点王の1人であるFW山岸祐也を挙げる。2024年にアビスパ福岡から名古屋へ加入して以降、一定の出場機会を得ながらも得点数では伸び悩んだ山岸だったが、今大会は19試合で10得点を挙げる活躍で昨季のJ1得点王FWレオ・セアラ(鹿島アントラーズ)らと肩を並べて得点ランキングトップに立っている。
もともと福岡時代には、2022・2023年と2年連続で二桁ゴールを挙げた実績を持つ山岸。ファンやサポーターにとっては2年待たされた格好だが、今大会の彼こそ本来の姿と言えるだろう。
思えば昨季は、前線の選手の得点力不足に泣いた名古屋。そんなチームにとって、いよいよ本領を発揮した山岸の得点力は欠かせないことから手放せない選手2位とした。

1位:木村勇大
昨夏東京ヴェルディから名古屋に完全移籍で加入したFW木村勇大。得点力の高さを期待されての加入だったが、昨季は後半戦14試合に出場するも先発の機会は決して多くはなく、得点も1つのみと不本意な結果に終わっていた。
東京V時代には、2024年にJ1復帰初年度のチームで36試合とほとんどのゲームに出場し10ゴールをマーク。16年ぶりにJ1を戦ったチームを牽引する働きで、6位躍進に大きく貢献した。そんな木村にとって、昨季東京Vや名古屋で結果を残せなかったことは苦い記憶となっていることだろう。
しかし、今大会では全20試合に出場し9ゴールをマーク。得点王にこそ一歩及ばなかったが、第10節からの3試合連続ゴールなどで大いに攻撃を盛り立てた。実績だけ見れば得点王を獲得した山岸に軍配が上がるだろうが、木村はまだ25歳と山岸以上に今後の成長が期待できる選手であることから手放せない選手1位とした。海外移籍すら見込める活躍を示したが、今夏移籍する可能性はあるのか。名古屋のエース候補に名乗りを上げた点取り屋の動向から目が離せない。
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