
田川知樹
横浜F・マリノスから北海道コンサドーレ札幌へ期限付き移籍中
過去にサガン鳥栖や愛媛FCを率いた経験を持つ川井健太氏を新指揮官に迎え、スタートを切った今大会の北海道コンサドーレ札幌。開幕から連敗スタートとなり、5節が終了した時点では1勝4敗と大きく出遅れ先行きを不安視されたが、後半戦で見事にチームを立て直し激戦区のEAST-Bを2位で終えていた。
そんな札幌を今大会守護神として支えたのが、横浜F・マリノスから期限付き移籍中のGK田川知樹だ。大ベテランであるGK菅野孝憲が在籍するチームで、地域リーグラウンドは17試合とほとんどのゲームでスタメンフル出場を果たし自身の存在感を高めている。
昨季まで在籍していたカターレ富山では、2023年に加入して以降毎年30試合以上に出場して経験を積んできた田川。J1復帰を目指す札幌で、経験と実績豊富なベテランと競い合う環境に身を置けたことは、自身のレベルアップにもつながったはずだ。
ハーフシーズンで札幌にとって欠かせない選手となった田川だが、今夏いよいよ横浜FMへの復帰となるのか。動向から目が離せない。

安田虎士朗
FC東京からヴァンフォーレ甲府へ期限付き移籍中
2022年以降、昇格争いに加われない苦しいシーズンを過ごしてきたヴァンフォーレ甲府。しかし、今大会はJ1経験のあるクラブが多く属するEAST-Bで堂々の首位を勝ち取り、来季に向けて自信を深めている。
願わくばこの勢いのまま次シーズンに向かいたいが、今夏の移籍において大きな懸念材料を抱えている。それは、今大会中に活躍した選手に他クラブから期限付き移籍中の選手が多くいることだ。
そのうちの1人、FC東京から期限付き移籍中のMF安田虎士朗は今夏甲府が最も手放したくない選手と言えよう。昨季はテゲバジャーロ宮崎で33試合に出場し、J2昇格の立役者となった安田。今季J2へカテゴリーを上げながらも、17試合と多くの出場機会を与えられ、1ゴール3アシストと結果も残している。インターセプト数もJ2・J3で5位と上位につけており、まさに攻守の要となっていた。
武者修行で結果を残し続ける安田の存在は、所属元であるFC東京にとっても頼もしいに違いない。果たして今夏甲府は重要な戦力を手放すことになるのか注目だ。

山本桜大
柏レイソルからRB大宮アルディージャへ期限付き移籍中
今大会、エース細谷真大を含め攻撃陣の得点力不足に泣いた柏レイソル。そんな柏がその成長ぶりを頼もしく思う選手が、RB大宮アルディージャへ期限付き移籍中のFW山本桜大だ。
2024年夏に他クラブへ武者修行へと出て以降、昨季はレノファ山口で33試合に出場し10ゴール。そして今季は大宮で18試合で10ゴール3アシストと、いずれのクラブでも主力として躍動し2年連続、今大会に至ってはハーフシーズンで二桁ゴールを挙げた。
J2・J3百年構想リーグにおける得点ランキングは2位タイ。J2では屈指の点取り屋に成長を遂げたことは間違いない。中央のみならず、サイドもこなせるユーティリティ性も大きな魅力。所属元への帰還だけでなく、他のJ1クラブが獲得に動いても不思議はない。
大宮にとって、2024年のJ3優勝や昨季のJ2躍進を支えたMF泉柊椰と双璧をなす山本は、まさに欠かせない存在だ。しかし、所属元である柏の不調も考慮すると、今夏山本との別れは避けられないのではないだろうか。
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