
川崎フロンターレ、フランス代表OBのバフェティンビ・ゴミス氏に、フランス2部トロワACのスポーツディレクター(SD)就任の可能性が浮上。フランス『レキップ』が報じたが、実現すれば日本人選手獲得の起爆剤になりかねない。
リーグ・ドゥ(フランス2部)首位を走り、1部昇格が目前に迫るトロワAC。クラブのオーナーであるシティ・グループが、今季限りで退任するアントワーヌ・シビエルスキの後任として、ゴミス氏に白羽の矢を立てたとされる。
40歳となった元フランス代表は、2024年の現役引退後、クラブ幹部との交流を着実に重ねてきた。支援体制もすでに固まりつつあるとみられ、フロント入りへの準備は着々と進んでいたようだ。
ゴミス氏と日本の縁は、決して浅くない。オリンピック・マルセイユ時代にDF酒井宏樹(現オークランド)とともにプレーし、トルコの強豪ガラタサライでは長友佑都(現FC東京)とリーグ制覇を達成。サウジアラビア1部アル・ヒラル在籍時にはAFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝で浦和レッズと激突するなど、川崎への移籍前から日本サッカーとの接点を積み重ねてきた。2023年8月に川崎へ加入し、2024シーズンをもって現役に幕を引いた。引退後も一部の日本人選手と交流を続けているとされ、日本サッカー界への親近感は本物だろう。
問題は、その親近感がSDの職権として機能した場合だ。
トロワがリーグ・アンに昇格し、ゴミス氏がSDの椅子に座れば、補強ターゲットとして日本人選手の名が浮上するのは自然な流れとも言える。現在、欧州でキャリアを模索する日本人選手は少なくなく、ゴミス氏の人脈とトロワの財政基盤(シティ・グループ傘下)が組み合わされば、想定外のビッグディールが動く可能性も排除できない。
ゴミス氏と言えば、2025年2月にFW伊東純也、DF関根大輝、FW中村敬斗と面会したことでも話題に。その後、伊東はスタッド・ランスからヘンクへ完全移籍したが、残る2選手は今もなおランスでプレーしている。中でも中村は代理人を変更するなど、欧州5大リーグでのプレーを強く望んでいる。これらの背景を踏まえると、ゴミス氏がトロワ入りするとなれば、中村をリストアップする可能性は十分考えられる。
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