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浦和レッズ中島翔哉の元同僚。イラン代表タレミ「武器を取り戦う」退団・帰国容認要求!

メフディ・タレミ 写真:アフロスポーツ

 ギリシャ1部オリンピアコス所属のイラン代表FWメフディ・タレミが、所属クラブを退団しイランへ帰国する意思を示した模様。海外メディア『Topskills Sports』によると、同選手はクラブ関係者に対して、祖国へ戻る意向を伝達。軍指導部とともに武器を取り、イランを守る覚悟があると説明したという。

 現在のイラン情勢は、地域安全保障を巡る緊張が高まっており、国外で活動する著名人やアスリートの動向にも注目が集まっている。一部関係者は、タレミに対して競技活動の継続を優先するよう説得を試みているとされるが、本人の決意は揺らいでいない模様。「今こそ祖国が最も自分を必要としている時だ」と周囲に語ったとも伝えられている。

 現在33歳のタレミは、イラン国内リーグで頭角を現した後、カタールを経て欧州へ進出。特にポルトガル1部FCポルト在籍時には絶対的ストライカ-として活躍。同クラブでは元日本代表の中島翔哉(現浦和レッズ)とチームメイトだった時期もあり、日本のサッカーファンにもなじみ深い存在である。

 その後、インテルなど欧州の複数クラブでプレーを続け、イラン代表としてもFIFAワールドカップ・カタール大会など複数の国際大会に出場。攻撃の中心として長年チームをけん引してきた。冷静なフィニッシュワークとポジショニング、前線での献身的な守備が持ち味であり、国民的スターのひとりと位置付けられている。

 今回の決断が正式な退団や兵役参加に発展するかどうかは現時点で不透明だが、仮に実行されれば現役引退の可能性も考えられるところ。国際舞台で活躍してきたエースの選択は、スポーツと国家情勢が交錯する象徴的な出来事として波紋を広げている。