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DAZN実況アナ謝罪!「我慢の限界と…」FC東京対柏レイソルの判定批判巡り応酬

DAZN 写真:アフロスポーツ

 インターネット動画配信サービス『DAZN』のJリーグ公式戦、日本代表をはじめ、様々なサッカー中継で実況を担当している桑原学アナウンサーが、一部SNSユーザーの攻撃的なメッセージに対する反応を巡り謝罪。実況担当外である明治安田J1百年構想リーグ・地域リーグラウンドの第4節・FC東京対柏レイソルのジャッジに疑問を呈した後の騒動で話題になっていた。

 桑原氏はFC東京対柏について、「ジャッジの基準が揃っていない」「驚く判定がいくつもある」などと主審のレフェリングに首を傾げていた。その後、この投稿に対する一部からのメッセージに反応。「審判を襲撃する行為を認めろと? それからそんなに抗議したければ、堂々と名を名乗るか、目の前に現れれば? 物陰に隠れて石を投げるようなあなたみたいな人、本当にダサい」などと怒りをあらわにしていた。

 そんな桑原氏は3日に再びXを更新。一部のローマファン等から「お前もモウリーニョと同じことやってるだろ!」の反応があったことを明かすと、「基準が揃っていないと感じるという疑問を発するのと、明らかな誤審でもないのに駐車場にまで執拗に抗議しにいくことは同じでしょうか? それが同じだとほとんどの皆さんが感じるなら謝罪します」と私見を披露。その直後、SNSでの反応の仕方についてこう綴っている。

 「Xの匿名性は理解していますが、だからと言って匿名で直接攻撃したり、煽ったりすることは好きではないし、それはこれからも変わりません。 誰も幸せになりませんから。 ただ僕の反応の仕方は良くなかったですね。 あまりにしつこく我慢の限界となってしまいました。 もっと耐性つけます。 ごめんなさい」

 今回の一連の騒動は、発信力を持つ立場の責任と、匿名空間における言論の節度という二つの課題を改めて浮き彫りにしたものである。判定に疑問を呈すること自体は議論の活性化につながり得るが、その表現方法と応酬の仕方を誤れば、論点は本質から逸脱し、対立のみが増幅される結果となる。影響力ある発信者こそ冷静さと一貫性を保つ必要があり、同時に受け手側にも匿名性に依拠しない責任ある言動が求められる事案である。