
明治安田J1リーグ第33節の湘南ベルマーレ対東京ヴェルディが、10月3日に湘南のホーム・レモンガススタジアム平塚で開催。東京Vが1-0で勝利し、試合後にホームゴール裏からブーイングが湧き起こったが、一部サポーターによる誹謗中傷発言が物議を醸している。
SNS上に投稿された動画では、挨拶に訪れた選手に対してブーイングが起こる様子が映っており、一部のサポーターが選手に対して不適切な言葉を発していたことも確認されている。
このサポーターの発言が誹謗中傷に当たるとして、ネット上は批判が噴出。誹謗中傷の撲滅や、誹謗中傷コメントを発したサポーターのスタジアム出入り禁止を望む声も挙がるなど、議論が白熱している状況だ。
湘南はJ1第33節終了時点で6勝7分20敗。J1残留ラインの17位・横浜F・マリノスから勝ち点6差の19位に沈んでおり、東京V戦で7連敗を喫しただけに、ファン・サポーターのフラストレーションが爆発した格好だ。
チームの低迷、直近数試合の戦いぶりに苛立つサポーターの心理は理解できるが、選手への誹謗中傷がクラブを後押ししないことは明らかだ。苦しい時こそ、サポーターの言葉と行動がクラブの未来を左右する。湘南が再び一体となるためにも、選手やクラブ関係者等への声掛けの在り方がいま一度問われている。
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