
元日本代表MF原口元気は2025年9月、浦和レッズからFW鈴木武蔵(現横浜FC)の古巣であるベルギー2部KベールスホットVAへ完全移籍。そのベールスホットで早くも評価を上げているようだ。
原口は2024年の浦和復帰以降、低調なパフォーマンスに終始。2025シーズンはJ1リーグ戦でスタメン出場2試合とベンチ要員に甘んじていたほか、途中出場の一部試合で精彩を欠いていた。
しかし、9月8日にベールスホットへ移籍すると、2025/26シーズンのベルギー2部リーグ3試合でスタメン出場、1試合で途中出場と、早くもレギュラーに定着。ゴール、アシストこそないものの、現地メディア『GVA』は10月3日に「原口はすぐにベールスホットサポーターの心を掴んだ」「ベールスホットのスタメンに必要不可欠な存在となった」と称えている。
その原口はベールスホット加入にあたり、「選手としてのキャリアは終わりに差し掛かっていますし、現役引退も近い」とした上で、「このチームにとって重要な存在であり続けたいです。このクラブはエネルギーに満ち溢れています。将来、監督としてのキャリアを最大限に活かす上で、多くのことを学べるはずです」と引退後のキャリアも明かしている。
なお、ベールスホットは先日、日本の投資グループによる買収が完了。買収額は2,000万ユーロ(約35億円)以上と報じられているほか、買収グループが三菱商事、葬儀会社、スポーツエージェントの可能性が取りざたされている。こうした日本資本による全面バックアップもあり、原口の将来はより良いものになるだろう。
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