日本代表FW中村敬斗は今月、オーストリア1部LASKリンツからFW伊東純也擁するリーグアン(フランス1部)スタッド・ランスへ完全移籍。ランス加入への満足感や、レギュラー奪取への意気込みを語っている。
中村は昨季のオーストリア1部リーグ戦で14ゴール7アシストと、リンツの中心選手として活躍すると、今月10日にランスと5年契約を締結。リーグアン開幕戦で途中出場すると、20日開催の第2節クレルモン戦では伊東とともにスタメン出場した。
左サイドでのレギュラー定着が期待される中、中村はフランスメディア『L’Union』のインタビューに対応。新天地での生活やクラブ関係者との関係について、以下のように語った。
「ランスの街は、大都市でも田舎でもないですし、住み心地がいいですね。チームメイトやクラブスタッフは僕のことを歓迎してくれましたし、とても親切です。スタッド・ドゥ・ランスに加入できて嬉しいですよ」
ランスでは、昨夏加入の伊東が攻撃陣の中心選手として機能。両ウイングを日本人選手が担う可能性もあるとはいえ、中村は「このクラブで試合に出るのは簡単じゃないですし、ポジション争いは激しいです」とコメント。
「ただポジション争いは、僕にとってもチームにとっても良いことですね。フランスのサッカーに慣れて、チームのためにできるだけ良いパフォーマンスを発揮するには、あと数試合必要です」と、出場機会確保へ意欲をのぞかせている。
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