Jリーグ ツエーゲン金沢

J2金沢の新スタ命名権取得。ゴーゴーカレー宮森氏が日本製麻社長解任で憤慨

ツエーゲン金沢のサポーター 写真:Getty Images

 『株式会社ゴーゴーカレーグループ』は今月18日、ツエーゲン金沢が来季からJリーグ公式戦を開催する新スタジアムの命名権を取得。「金沢ゴーゴーカレースタジアム」というスタジアムの愛称が話題を呼んでいた。その中、同社の取締役会長である宮森宏和氏が、『日本製麻株式会社』の代表取締役社長解任を受けて憤りをあらわにしている。

 宮森氏は旅行会社の添乗員だった29歳のときに、同郷同世代の松井秀喜選手がニューヨークのヤンキースタジアム開幕戦で打った満塁ホームランに感銘を受け、脱サラを決意し裸一貫で上京。2003年12月にゴーゴーカレーグループを立ち上げると、2004年の新宿1号店オープンを皮切りに日本全国にチェーン店を広げている。

 日本製麻の役員人事を巡っては、今年1月にゴーゴーカレーグループが旧経営陣の退陣を求めて臨時株主総会を要求。4月に経営体制が刷新され、宮森氏が代表取締役社長に就任していたが、8月21日をもって解任。同社が「会社の意思決定に支障が出ていた」と解任理由を発表している。

 これをうけて、宮森氏は21日のフェイスブックを更新。「本日、日本製麻株式会社の代表取締役社長を解職され、取締役になりました。会社の成長と発展のために、正しい事を正しく遂行しようとした結果、このような事になってしまいました。事実無根!」

 「到底納得できるものではありませんが、これからも悪しき関係を断ち切るために、正々堂々と立ち向かってまいります!!正義は勝つと信じておりますので、引き続きご支援のほど宜しくお願い致します」と全面対決の姿勢を見せている。