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浦和など4クラブがオファー。スコルジャ監督教え子アマラウの争奪戦激化

ジョアン・アマラウ 写真:Getty Images

 浦和レッズは、以前からマチェイ・スコルジャ監督の教え子であるポーランド1部レフ・ポズナン所属MFジョアン・アマラウ獲得の可能性が取りざたされている。そんな中、海外ではアマラウ争奪戦の行方について報じられている。

 攻撃的MFのアマラウは、ヴィトーリアSCやベンフィカなどポルトガル国内の複数クラブを渡り歩き、2018年7月にベンフィカからレフ・ポズナンへ完全移籍。2021/22シーズンにスコルジャ監督のもとで主力選手として活躍し、リーグ優勝に貢献していた。

 しかしスコルジャ監督退任後は立場が一変。昨季ははリーグ戦でのスタメン出場がわずか6試合。UEFAヨーロッパカンファレンスリーグでも昨年11月から出番がないなど、厳しい立場に置かれている。

 ポーランドメディア『WP SportoweFakty』は先月末に「浦和の他に、セルビア1部レッドスター・ベオグラード、ポルトガル1部ヴィトーリア・ギマランイス、FCファマリカンがアマラウの獲得オファーを提示した」と報道。一方ポーランドメディア『Przeglad Sportowy』は今月19日に「直近2、3週間で他クラブからのオファーはない」と伝えていた。

 しかし移籍情報に精通するポルトガル人ジャーナリストのセバスティアーノ・ソウザ・ピント氏は30日、独自に入手した情報としてアマラウの獲得に乗り出しているクラブを紹介。これによると、現時点で浦和、キプロス1部アポエル、ACオモニア、ロシア1部PFCソチがオファーを提示しているとのこと。ポルトガル国内クラブも同選手に関心を寄せているが、本人はポルトガル復帰を選択肢に含めてないという。

 アマラウは以前からレフ・ポズナンの今季構想から外れているとみられ、全体トレーニングに参加せず個別メニューで調整。23日のポーランド1部リーグ開幕戦、28日のUEFAヨーロッパカンファレンスリーグ予選2回戦でベンチ外だったほか、30日のポーランド1部第2節ではベンチ入りしたものの、出番はなかった。