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セルティック監督、プレミア挑戦でも日本人選手指導か。トッテナムも候補に

アンジェ・ポステコグルー監督(写真左)と古橋亨梧(写真右) 写真:Getty Images

 かつて横浜F・マリノスを率いていたアンジェ・ポステコグルーは、セルティック監督としてスコットランド1部リーグ連覇を達成。MF旗手怜央やFW古橋亨梧らを指導しているが、プレミアリーグ(イングランド1部)挑戦の場合でも日本人選手を指導する可能性があるようだ。

 英メディア『フットボール・インサイダー』は25日、ウルバーハンプトン・ワンダラーズがポステコグルーの招へいに興味を示していると報道。ウルバーハンプトンは今季プレミアリーグで11勝8分18敗。2部降格圏内の18位レスター・シティから勝ち点10差の13位と、最終戦を残す中プレミアリーグ残留が確定している。ただ一方で、昨年11月から指揮を執るフレン・ロペテギ監督が今夏の補強計画に不満を抱いている模様。クラブはロペテギ監督退任に備えて、ポステコグルーをリストアップしたものとみられる。

 そんな中、ウルバーハンプトンからスイス1部グラスホッパー・クラブ・チューリッヒへレンタル移籍していた日本代表MF川辺駿は、今季限りでのグラスホッパー退団が正式決定。グラスホッパーは同選手の今後について「ホームクラブに戻ることになる」と発表していることから、ウルバーハンプトンへ復帰するものとみられる。

 一方、英紙『デイリーメール』はトッテナム・ホットスパーもポステコグルー招へいに関心を寄せていると報道。トッテナムは今季プレミアリーグ残り2試合で17勝6分14敗。来季UEFAヨーロッパリーグ(EL)出場圏内の6位ブライトンから勝ち点5差の8位と、すでにEL出場権を逃している。

 また今年3月にはアントニオ・コンテ監督を解任。アシスタントコーチを務めていたクリスティアン・ステッリーニ氏が今季終了後まで指揮することになっていたが、そのステッリーニ氏もわずか1か月で解任。現在はライアン・メイソン氏が暫定指揮を執っている。

 セルティックで古橋や旗手、前田を主力選手として起用し続けたポステコグルー監督。3選手にもプレミアリーグ移籍の可能性が報じられる一方、川辺駿との共闘が実現するか注目が集まる。