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ソシエダ久保建英にレアル復帰説再び。アンチェロッティ監督注目発言

久保建英 写真:Getty Images

 日本代表MF久保建英はレアル・ソシエダの主力選手として活躍。23日開催のラ・リーガ(スペイン1部)第36節アルメリア戦で今季9ゴール目を挙げているが、ここにきってレアル・マドリード復帰の可能性が再び報じられている。

 同選手は昨年7月にレアル・マドリードからソシエダへ完全移籍。ソシエダで結果を残しているだけに以前から様々な移籍報道が飛び交っているが、本人は今月2日のレアル・マドリード戦後に「来シーズンは100%ソシエダでプレーします」と残留を明言していた。

 しかしレアル・マドリードの専門サイト『ベルナベウ・ディジタル』は24日に「レアル・マドリードは久保と再契約すべきだ」と見出しをうち、久保の現状を特集。「ソシエダのようなUEFAチャンピオンズリーグ出場を目指すチームですでに自身の能力を証明しているのだから、レアル・マドリードでプレーしても十二分に通用するはずだ」と同選手のクオリティを高く評価。

 「右サイドだけでなく、トップ下や左サイドでもプレーできる」とユーティリティ性に触れている。またドイツ誌『キッカー』はレアル・マドリード率いるカルロ・アンチェロッティ監督のコメントを紹介。これによると、指揮官は「久保を見守っている」と同選手再獲得の可能性をほのめかしたという。

 なお久保の去就については、欧州の移籍事情に詳しいジャーナリストのニコロ・スキラ氏が今月18日に「ナポリはここ数週間にわたり久保の動向を追っている。スペインとイングランドのクラブも彼に興味を持っている」とリポート。本人の残留宣言にもかかわらず、ビッグクラブがこぞって関心を寄せている。