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浅野拓磨がボーフム退団か。現地「ブンデス2部降格時の契約内容が…」

浅野拓磨 写真:Getty Images

 VfLボーフム所属の日本代表FW浅野拓磨は、MF遠藤航所属VfBシュツットガルトやDF吉田麻也擁するシャルケとのブンデスリーガ(ドイツ1部)残留争いの結果次第で今夏移籍の可能性があるようだ。

 同選手は2021年5月にセルビア1部パルチザンを退団。翌月にボーフムと2024年6月までの3年契約を締結すると、加入1年目から攻撃陣の主力選手として活躍。昨年9月から約2か月間の負傷離脱を強いられたものの、今季ここまでリーグ戦24試合の出場で2ゴール1アシストをマークしている。

 一方、ボーフムはリーグ戦最終節のみを残す中、2部入れ替え戦圏内の16位に低迷。残留圏内の15位シュツットガルトと勝ち点32で並んでいるほか、自動降格圏内の17位シャルケとの勝ち点差はわずか「1」となっている。

 ドイツメディア『フースバル』は24日、ボーフム所属選手の去就を特集。浅野ら3選手について「2部降格の場合、クラブに留めておくことはできないとも言われている」と綴っている。

 また浅野とボーフムの契約内容については、西部ドイツ新聞が今年1月に「この日本代表選手の契約には、降格した場合に適用される退団条項があり、“比較的安価な移籍金”が設定されている」と伝えている。

 今月27日の最終節でバイエル・レバークーゼンと対戦するボーフム。浅野の去就は今季リーグ最終戦の結果に委ねられている。