日本代表・海外組 海外日本人選手

久保建英と同僚に?ソシエダが鎌田大地に関心か「来季CL出場濃厚で…」

鎌田大地 写真:Getty Images

 レアル・ソシエダ所属の日本代表MF久保建英は、23日開催のラ・リーガ(スペイン1部)アルメリア戦で決勝ゴールをマーク。ソシエダが来季UEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得へ王手をかける中、ここにきてアイントラハト・フランクフルト所属MF鎌田大地を獲得する可能性が浮上している。

 スペインメディア『Gol Digital』は「久保が今夏の移籍におけるソシエダの初契約を誘導する」と見出しをうち、ソシエダが鎌田を獲得する可能性について特集。「ソシエダの来季CL出場がほぼ確実である今、CLとリーグ戦を並行するためのチーム作りを始める必要があり、鎌田が最有力候補となる」と綴っている。

 また鎌田の現状については「アトレティコ・マドリードもACミランもこの日本人選手の獲得を望んでいる。複雑であるが、久保の存在がソシエダにとって有利に働くだろう。イマノル・アルグアシル監督は鎌田を説得して、ソシエダのプロジェクトに参加させることができる。さらに、そこで久保とのコンビを結成することも可能だ」としている。

 さらに同メディアは「久保はソシエダで自分の居場所を見つけたことを忘れてはならない。何度かの移籍でうまくいかなかったが、この日本人ウインガーはついにトップレベルの選手となった」と、今季の久保の働きぶりを絶賛した。

 鎌田の去就についてはイタリアメディア『カルチョメルカート』が今月13日、ミランが今年2月から選手サイドとの複数回にわたり交渉していたと報道。ミランは年俸300万ユーロ(約4億5000万円)で基本合意を取り付けたと報道。ナポリやアトレティコなど複数クラブが移籍先候補に挙がる中、本人は「とっくの前にある程度決めている」とコメントを残している。