
コロンビア人DFセサル・アイダルは現在、川崎フロンターレから同国1部アトレティコ・ナシオナルへ期限付き移籍中。J1百年構想リーグ終了後にも完全移籍への移行が正式決定するという。
アイダルは、アトレティコ・ジュニオールなどコロンビア1部の複数クラブやブラジルのレッドブル・ブラガンチーノを経て、2024年7月にブラガンチーノから川崎へ期限付き移籍。来日1年目は明治安田J1リーグ戦2試合、YBCルヴァンカップ3試合の出場に終わったが、完全移籍へ移行。2025シーズンもリーグ戦3試合、天皇杯1試合。FWマルシーニョら外国人選手との出場枠争いで後れを取り、同年7月にアトレティコ・ナシオナルへ期限付き移籍していた。
海外メディア『One Football』が報じた内容によれば、移籍金は120万ドル(約2億円)。新契約により、アイダルは2028年12月までコロンビアの名門クラブに腰を据えることになる。
川崎が保有権を持っていたこのセンターバックを、アトレティコ・ナシオナルが手放さなかった理由は明快だ。同メディアは「後方からのクリーンなビルドアップ能力によって首脳陣を完全に納得させた」と伝えており、左センターバックと左サイドバックの両ポジションをこなせるユーティリティ性も高く評価された。数か月にわたる評価期間を経て、クラブ首脳陣は完全移籍条項の発動を決断した。
注目すべきは、負傷離脱があったにもかかわらず信頼が揺らがなかった点だ。『One Football』によれば、アイダルは3か月間離脱する負傷を負っていたにもかかわらず、すでに21試合に出場。「ディエゴ・アリアス監督体制における重要な戦力」として位置づけられており、クラブ首脳陣は「守備の要を確保することが、近い将来に向けた必要な投資だ」と判断したという。「派手さはないものの安定したパフォーマンスで不可欠な存在となっていた」という表現が、この選手への評価を端的に物語っている。
川崎としては、レンタル移籍先での活躍が完全移籍という結末を招いた格好だ。ただ、2億円規模の移籍金を手に入れることは、前向きに捉えられるかもしれない。今後、クラブがこの資金をどう活用するのか、ファン・サポーターの注目が集まる。
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