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鎌田大地批判に一石「フランクフルト監督の起用法が…」CLナポリ戦不発も…

鎌田大地 写真:Getty Images

 アイントラハト・フランクフルトに所属する日本代表MF鎌田大地への批判に一石を投じた。鎌田大地は今月15日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)ナポリ戦でも低調なパフォーマンスを露呈。地元メディアから戦犯扱いを受ける中、フランクフルトの専門サイト『SGE4EVER』は同選手の起用法に疑問を呈している。

 鎌田大地は昨季までトップ下を主戦場としていたが、ドイツ代表MFマリオ・ゲッツェの加入もあり今季はボランチでの出場機会が増加。昨年11月のカタールW杯開催前までは公式戦で12ゴール4アシストと結果を残していたが、今年1月のリーグ戦再開以降は1ゴール1アシストと失速している。

 また先月以降ボルシア・ドルトムントやプレミアリーグ移籍の可能性が報じられていることもあり、ドイツ国内メディアは移籍報道が鎌田大地不調の要因だと主張している。

 そんな鎌田大地は、CLラウンド16ナポリ戦の2ndレグでフル出場。フランクフルトが0-3で敗れると、ドイツ・フランクフルトの地元紙『フランクフルター・ルントシャウ』は2失点に関与したとして同選手に厳しい評価を与えている。

 そんな中、『SGE4EVER』はナポリ戦における鎌田大地のパフォーマンスを分析。「どういうわけか、彼は“6番”(ボランチ)よりもトップ下の方がずっと似合う。もちろん、これは過去にも時折あったことだ。もう少し前目のポジションの方がよりフィットするし、ピッチ後方でのミスも少なくなる」と、同選手にボランチ適性がないとの見解を示したのだ。

 なお鎌田大地は、今月下旬に行われるキリンチャレンジカップ2試合の日本代表に選出されている。日本代表合流前のブンデスリーガ第25節・ウニオン・ベルリン戦でどのようなパフォーマンスを発揮するのか注目が集まる。