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レガネス柴崎岳の日本代表落選は当然!西紙冷酷「W杯で中途半端に…」

柴崎岳 写真:Getty Images

 スペイン2部レガネス所属のMF柴崎岳は、今月下旬に行われるキリンチャレンジカップ2試合の日本代表から落選。FIFAワールドカップ・カタール大会(カタールW杯)でプレーしなかったこともあり、スペイン国内では同選手の代表落選を「当然」と捉える意見が沸き起こっている。

 スペイン紙『アス』は、柴崎岳の代表落選について「カタールW杯で起こったことを踏まえると、決して新しい出来事ではない」と主張。「彼はレガネス所属選手として初めてとなるワールドカップのメンバー入りを果たした。しかしカタールW杯で1分たりともプレーしなかったことにより、ワールドカップでの“デビュー”は中途半端なものになった」と綴っている。

 また同選手がカタールW杯参戦で不在の中、レガネスがリーグ戦で1勝4分と好調を維持していたことにも言及。国際サッカー連盟(FIFA)から22万ユーロ(約3100万円)の補償金が支払われたことにより、レガネスが恩恵を受けたとしている。

 柴崎岳はカタールW杯アジア最終予選でコンスタントに招集されていたものの、MF守田英正(スポルティングCP)やMF田中碧(フォルトゥナ・デュッセルドルフ)らの台頭によりスタメンでの出場機会が減少。昨年9月27日のキリンチャレンジカップ2022・エクアドル戦でキャプテンマークを巻いて先発出場したが、カタールW杯では出番がなかった。

 一方、所属先のレガネスでは中盤の主力選手として活躍。今季は日本代表戦への招集により一部のリーグ戦でメンバー外となったが、年明け以降は9試合中5試合でスタメン出場。ただ同選手とレガネスの契約期間は今年6月までとなっているほか、今月上旬の時点で契約延長で合意に達していない。