カタールW杯日本代表FW伊東純也(29)は今季終了後の移籍が噂される中、リーグアン(フランス1部)スタッド・ランスの主力選手として活躍している。そのスタッド・ランスを率いるウィリアム・スティル監督(30)が、毎試合罰金を支払っていることにより注目を集めている。
米メディア『ESPN』の報道によると、スティル監督はチームの指揮と同時並行でUEFAプロライセンス取得にむけた勉強に励んでいるとのこと。UEFAプロライセンス未取得であることから、国際サッカー連盟(FIFA)は同監督が公式戦で指揮を執るたびにスタッド・ランスに27000ドル(約350万円)の罰金を科しているという。
ベルギー人のスティル氏は、ベルギー1部シント=トロイデンVVやスタンダール・リエージュのビデオ分析官、リールセSKのアシスタントコーチをへて、2017年10月にリールセSKの監督に就任。2021年1月から半年間にわたり、当時ベルギー1部KベールスホットVAの監督として元日本代表FW鈴木武蔵(28)の指導に当たっていた。
そして2021年7月にスタッド・ランスのアシスタントコーチに就任。一旦チームを離れたものの、今季から再びアシスタントコーチとして復帰。昨年10月のオスカル・ガルシア監督解任をうけて、トップチームを指揮している。
スタッド・ランスで右ウイングでレギュラーに定着している伊東純也。すでにオリンピック・マルセイユをはじめ複数クラブからの関心が伝えられる中、青年監督の指導のもと更なるレベルアップを図っている。
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