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前田大然に今冬移籍説再び。現地「ギアクマキス次第」サウサンプトン関心も

前田大然 写真:Getty Images

 セルティックで多くの日本人選手が活躍する中、セルティック所属のギリシャ代表FWギオルゴス・ギアクマキス(28)には浦和レッズ移籍の可能性がある。またカタールW杯日本代表FW前田大然(25)についてはプレミアリーグ最下位サウサンプトン移籍の可能性が低いとみられているが、現地識者が再び同選手のセルティック退団説を唱えている。

 前田大然は今季ここまでスコットランド1部リーグ戦で20試合に出場して5ゴール5アシストをマーク。昨季につづきセルティックの主力選手として活躍しているが、今月14日の公式戦にはサウサンプトンのスカウト陣が同選手の視察に訪れたとみられている。

 一方ギアクマキスの去就については、浦和レッズとセルティックによるクラブ間合意が伝えられる中、ギリシャメディア『SDNA』が25日に「ギアクマキスはMLS(アメリカ・メジャーリーグサッカー)のアトランタ・ユナイテッドへ移籍することで合意した」と報道。ただアトランタ・ユナイテッドはレンタル移籍での同選手獲得を目指しており、セルティックとは合意に達していない。

 そんな中、かつてハイバーニアンなどスコットランド1部リーグの複数クラブでプレーしていたタム・マクマナス氏が両選手の去就に言及。英メディア『フットボール・インサイダー』の取材にて「ギアクマキスと前田大然が同時にセルティックを退団することはないだろう」と前置きをした上で「前田大然はゴールを脅かす存在というよりは、むしろ仕事人として見られていた」

 「彼は良いプレーをしているし、昨年12月のハイバーニアン戦でも素晴らしいゴールを決めた。もし彼の獲得を望むクラブからビッグオファーが届けば、セルティックは受け入れるだろう」

 「セルティックは安く買って高く売るようなクラブだ。彼の代わりの選手を獲得するのは間違いないだろう。プレミアリーグのクラブが彼に注目していることは、とても興味深いことだと思う。6ヶ月前には見られなかったことだから、彼がどれだけ成長したかを示しているんだ」と前田大然を絶賛。

 「セルティックの選手なら誰でも出て行く可能性がある。みんなそのことを理解している」と、前田大然に依然として今冬移籍の可能性があることを強調した。